亀井: ドイさんのような働く男性には「マカダミアナッツ」が人気なんですよ。
土肥: 働く男性はお酒のアテにナッツを食べる機会が多いので、アイスにナッツが入っていることに抵抗がないのかもしれませんね。ということは、ビジネスパーソンが多い駅の自販機では「マカダミアナッツ」がよく売れているのですか?
亀井: はい。あと、地域別にみると、東京では「チョコミント」がよく売れるのですが、大阪ではさっぱりでして……。「チョコミント」の定位置は「下の段」なので、東京の自販機はそこで販売しています。しかし大阪の自販機には置いていない機械もあるんですよ。
土肥: それは興味深いですね。ワタシも大阪生まれの大阪育ちのせいか、「チョコミント」が大嫌いなんですよ。なぜ嫌いかというと「歯磨き粉を食べているような感じがするから」。で、周囲の人に聞いたところ「オレも、オレも」と、男性の8〜9割は嫌いといった感じ。でも、女性は違う。8〜9割は「ワタシは好き、ワタシは好き」といった感じ。
男女の好みが入ってしまって、話が少しややこしくなりましたが、なぜ大阪で「チョコミント」が売れないのでしょうか? いや、チョコミント嫌いの人間からすると、なぜ東京でチョコミント売れるのでしょうか?
亀井: さすがにそこまでは分析していなくて……嗜好の違いとしか言えないですね。ただ、東京っていろいろなモノが入ってきますよね。食べ物もそうで、世界各国の料理を食べることができます。これは仮説なのですが、いろいろなモノを食べてきた東京の人はどこかのタイミングでミントに慣れてしまった。一方、大阪の人はまだミントに慣れていない。なので「チョコミント」が売れないのではないでしょうか。
土肥: うーん。どうもしっくりこないですねえ。
亀井: ドイさんは記者なので、調べてくださいよー。なぜ大阪の人はチョコミントを食べないか? というテーマで♪
土肥: えー、そろそろこの取材を終えようと思っていたのに、これじゃあ終われないじゃないですか。ど、どうしよう……。そうだ! あの人に相談してみよう。
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