インタビュー
» 2014年06月04日 07時30分 UPDATE

仕事をしたら“味”を分析できるようになった:コンビニコーヒーの味に違いはあるの? 科学的に分析した (4/6)

[土肥義則,Business Media 誠]

コンビニコーヒーの味

鈴木: 次に下のマップを見ていただけますか。スタバとドトールは真逆に位置していることが分かりましたが、今度は青色と黄色の丸で囲っているコーヒーはどこなのか当てていただけますか? この2つのコーヒーは「あっさりしていて、苦味がある」のが特徴ですね。

yd_coffee4.jpg

土肥: 残っているのは、セブン、ローソン、マクドナルド、ミスドですよね。この4つの中で、最も苦味を感じるのはローソンのコーヒーだと思うんですよ。でも、同じカテゴリーの中にあるもうひとつが分からないなあ……マクドナルドかな?

鈴木: 青色で示しているのはローソンのコーヒーなので正解。しかし黄色はマクドナルドではなく、セブンですね。

 苦味の数値をみると、ローソンの3.02に対して、セブンは2.85なので、その差は0.17しかありません。この数値が0.2以上あると、95%の人がコーヒーを飲んで「これはローソン」「これはセブン」と当てることができるんですよ。ただ、両社の差は0.17しかないので、飲み比べて当てることができるのは85〜90%ほどに下がります。

土肥: とはいえ、9割ほどの人は当てることができるんですよね。かなり違いはあると思うのですが……。

鈴木: 解釈によって分かれるところなのですが、私たちとしては0.2以上の差がなければ「有意差はない」とみています。つまり、「セブンとローソンのコーヒーの味はよく似ている」という意味ですね。

 また、このマップから言えることなのですが、コンビニで求められるコーヒーというのは「あっさり・苦味型」なのかと。先ほどのスタバとドトールは違いがハッキリしていましたが、セブンとローソンのコーヒーは同じゾーン。ということは同じ土俵で戦っていると言えますね。

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