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» 2014年06月20日 08時00分 公開

コンビニとコミケに意外な共通点――売れる商品と陳列の関係ご一緒に“おでん”いかがですか(2/5 ページ)

[川乃もりや,Business Media 誠]

コンビニの配置

 次に、コンビニの配置の呼び方についても紹介しよう。下の見取り図を見ていただければ分かるように、コンビニもコミケも配置の呼び方が同じ。また、壁際の商品はよく売れるということまで同じだ。

コンビニの見取り図

 下の見取り図は、コンビニの店内には何が並んでいるのかを示したものだ(あくまで一例である)。

 コミケで「誕生日」と呼ばれている場所は、コンビニでは「エンド」と呼んでいる。そして、入り口そばのエンドを「シーズンエンド」と呼び、季節ごとの催事物を並べたりしている。この場所はある意味“特別な場所”と言われていて、コンビニだけではなく、多くの物販店が、入り口側のエンドに目玉商品を置いている。

 少し話がそれるが、筆者はコンビニにおいて、このシーズンエンドの重要度は低いと考えている。いや、店の形状によってシーズンエンドの重要度が変わると言ったほうがいいだろう。

 多くのコンビニの店舗では、お客さんは入口から入ってすぐに雑誌側やお弁当ケースのほうに行く。すると、視線はシーズンエンドに向かないのだ。

 下の図を見ていただきたい。(1)のような一般的なコンビニの店舗スタイルだと、入り口から入ってすぐに雑誌側やお弁当ケースのほうへ行く。すると、視線はシーズンエンドに向かないのだ。一方、(2)のパターンだと、入り口から入ると真正面にシーズンエンドがあるので、自然と目が向けられる。

 (2)のパターンのコンビニもあるが、多くは(1)なので、物販業界で重要視されているシーズンエンドの意義がコンビニでは薄れていると、筆者は分析している。

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