2014年上半期を、検索キーワードで振り返る誠 Weekly Access Top10(2014年6月30日〜7月6日)

» 2014年07月11日 21時00分 公開
[池田憲弘,Business Media 誠]

 「Business Media 誠」の記事アクセスランキング「誠 Weekly Access Top10」。今回は2014年6月30日から7月6日までの集計です。

 先週の1位は「大井川鐵道に『きかんしゃトーマス』がやってきた本当の理由」でした。日本では現在、SLを運行している鉄道会社が、JR北海道、JR東日本、JR西日本、JR九州、真岡鐵道、秩父鉄道、大井川鐵道と7社あるが、その中でもなぜ大井川鐵道が選ばれたのか、その理由に杉山氏が迫っています。

 3位には「Facebookの「知り合いかも?」の精度が高まり過ぎて気持ちが悪い」がランクイン。「最近、Facebookで出てくる『知り合いかも?』の精度が上がってると思いません?」という話を聞いた宮田氏が、セキュリティ面での自衛策を考えてみた、という記事です。Facebook側のアルゴリズムは不明ですが、その中で個人情報を守るには……気になった方は記事をご覧下さい。

W杯、オリンピック、そしてスキャンダル……2014年上半期を振り返る

photo ランキングが掲載されているグーグルのブログ

 ランキングはさておき、グーグルが7月11日、2014年上半期(1月1日〜6月30日)に話題となった検索キーワードトップ10を発表しました。これは集計期間中に検索数が急上昇したキーワードをピックアップしたもので、「上半期に話題となったニュースや流行を反映している」(グーグル)とのこと。

 1位は7月14日(日本時間)に決勝が行われる「ワールドカップ」。2位には「ソチオリンピック」が入り、3位にそのソチオリンピックで金メダルを取った「羽生結弦」選手が入るなど、TOP3はスポーツ関連が独占しています。今年はスポーツ観戦で寝不足……となった人も多いのでは。

 4位にはSTAP細胞をめぐる一連の騒動で話題になった「小保方晴子」氏がランクイン。STAP細胞が発表されたのは2014年1月末。いまだにワイドショーなどで取り上げられており、上半期中ずっとスポットライトが当たっていたイメージです。

 6位は“セクハラやじ”問題で注目を集めた東京都議会議員の「塩村文夏」氏が、7位は政務活動費をめぐる問題の記者会見が話題になった兵庫県議会議員「野々村竜太郎」氏がランクイン。10位の「aska」氏も含め、何かと騒動が多い半年だったな、と思っています。

 個人的に気になったのは5位の「妖怪ウォッチ」。子どもに人気のアニメ/ゲームですが、キャラクターショップ「妖怪ウォッチ 発見!妖怪タウン」があまりの人気で入店に制限がかかっているとのこと(Web上で申し込んで抽選)。ポケモンのようなスタイルのゲームかな……と考えていたら、今の子どもはむしろポケモンを知らない世代になりつつあると聞いてびっくり。ジェネレーションギャップを感じました。

 このほか、佐村河内氏のゴーストライター騒動(関連記事)や遠隔操作ウイルス事件の犯人逮捕など、本当にたくさんの出来事があったと思います。下半期の検索キーワードランキングも楽しみにしたいと思いますが、個人的にはもう少し騒動は少なくなってほしいような……。

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