元@ITの編集者としてセキュリティ分野を担当。現在はフリーライターとして、ITやエンターテインメント情報を追いかけている。アイティメディアのONETOPIでは「ディズニー」や「博物館/美術館」などのキュレーターをこなしつつ、自分の生活を変える新しいデジタルガジェットを求め日々試行錯誤中。
先日、「猫を飼ってる人の3人に1人はSkypeで猫と会話している」というちょっと気になる記事を見つけました。たとえ話ではなく、Skypeの通話相手に猫を選んでいる飼い主がいるのだそうです。
筆者も猫を飼っています。さすがにSkypeでチャットしたことはありません。でも、外出先から自宅の猫の様子をチェックできる仕組みを簡単に実現できることが分かりました。
まず、機種変更して使わなくなってしまったAndroid端末を用意します。Skypeは、数年前のAndroid端末でもビデオ通話が可能です(2010年にリリースされたAndroid 2.2でも利用できます)。そこでコンパクトさが気に入って買ったけれども、なかなか活用できなかったXperia Rayを猫にプレゼントすることにしました。
次に、猫専用のSkypeアカウントを作成し、家族全員分のアカウントをコンタクト(Skypeの連絡先)に登録します。この猫専用アカウントは家族以外には教えないようにします。
最後に、猫専用アカウントのSkypeの設定を、
とます。こうすることでコンタクトに登録している人がビデオ通話をかけてくると、AndroidのSkypeが自動的に応答するという仕組みができあがります。
後は、Skypeを起動した猫用スマホを、猫がいつもいる場所を写すようにセットしておけば、簡単に外出先から自宅の猫の様子をチェックできるようになります。今年の夏も熱い日が続きます。本当はここからエアコンなども操作できれば完ぺきなのですが……。
ところで話は変わりますが、セキュリティ対策ソフトを販売するAvastが、20台の中古スマホから身分証明書の写真4枚を含む4万枚もの写真や、1000以上の検索語を「復元した」と発表し(参照リンク)、話題になりました。
筆者はこれまでたくさんのスマホに乗り換えてきました。使わなくなったスマホの多くは売ってしまっています。データを初期化したつもりのスマホから多くの個人情報が復元できるという検証結果を聞くと、これまでのように売却するのは怖くなってきます。今回の猫用スマホのように、古くなったスマホは自宅で活用する方法を考えたほうがいいのかもしれませんね。
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