ここまで見せちゃう!? 真夏のガールズトーク投資4コマ漫画『カブ・ジェネレーション』

» 2014年08月30日 00時00分 公開
[雄山スズコ,Business Media 誠]
photo

 世界の株式市場をけん引するダウ平均が、2014年7月に初めて1万7000ドルを超えました。世界経済は確実に回復、そして成長を続けています。しかしそんな中、2008年のリーマンショックの記憶が忘れられない人間もいます。急落はいつ、どんな要因で訪れるのでしょうか。

 7月の終わりにはアルゼンチン国債がデフォルト(返済不履行)になり、8月に入ってからはウクライナ問題という地政学リスクが発生しました。株式市場を揺るがすかと見えたこの問題ですが、それほどの影響はなかったようで、ダウ平均は一時的に下落したもののまた上昇しています。

 アルゼンチンの国債は、2001年にもデフォルトしています。それがまたもデフォルト。2001年の後は外国からの大規模な借金はできなくなり、広範囲への影響はなくなったとは言え、過熱気味の世界経済に冷や水を指すのではと懸念されたのは確かです。ところで貸したお金がきちんと返ってこないことを「返済が焦げ付く」という言い方をしますね。確かに真夏のアルゼンチンは相当暑いとは思いますが、焦げ付かせることのないようにお願いしたいものです。

 夏の強い日差しの中、無防備に手足をさらしているとお肌が真っ黒に焦げてしまいます。しっかり日焼け止めを塗って予防しないといけませんね。国家の借金の焦げ付きにも、有効な予防策があればいいのですが……。

編集Iのつぶやき

7月3日に1万7000ドルを超えたダウ平均ですが、7月末に1万6000万ドル近くまで落ちたものの、先週あたりから再び1万7000ドルを超えました。8月29日現在、1万7100ドル前後で推移しています。


カブジェネが単行本になりました!

本連載『カブ・ジェネレーション』が単行本『新感覚投資コメディ 株に恋して』(中経出版)となって、2013年11月26日に発売しました。ハゲタカくんのスピンオフや作者自身のしょっぱい過去、オススメ(?)優待情報などなど、本でしか読めない描き下ろしも盛りだくさん。あずさとはるかの投資を巡るドタバタコメディ、どうぞお楽しみください!


 →『新感覚投資コメディ 株に恋して』(中経出版)


著者プロフィール:雄山スズコ

漫画家兼投資家。政治経済ジャンルに主に生息。2004年から投資を始める。中国株、日本株、各種外貨資産などさまざまな金融商品で痛手を負うが、こりずに挑戦中。著書に『政治萌え!〜国会ゆるゆる観察日記』(司書房)、『国会萌えコメディ 政界のまんががこんなにユルいわけがない』(集英社)。ぷら@ほ〜むで『国会萌えコメディ政界のまんががこんなにユルいわけがない』を連載中。公式サイト「桃熊薬局」。著作一覧はこちら。カブ・ジェネレーション単行本『新感覚投資コメディ株に恋して』(中経出版)が2013年11月26日に発売。「ハゲタカくんの華麗な日常」ほか描き下ろし漫画もたくさん。


関連キーワード

| カブ・ジェネレーション


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.