発表会の最後にラピン氏は、x86サーバの国内製造を検討していることを明らかにした。「Made in Yonezawaプロジェクト」と題して、山形県米沢事業場で今後半年をかけて検証を行い、国産x86サーバ製造の可能性を探っていくという。
米沢事業場はNECパーソナルコンピュータの主力工場で、「LaVie」や「VALUESTAR」といったNECの個人向けPCを製造している。
質疑応答の際、「サーバでもPCと同じように『NEC-レノボ』の販売チャネルを使うのか」という質問に対してラピン氏は、「(x86サーバでは)IBMの既存のパートナーのシステムを活用する。NECの販路を使うことはない」と強調していた。
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NECのマザーファクトリー「米沢事業場」、国内メーカーのPCが良品質である理由Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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