破竹の勢いでMMA業界を席巻してきたUFC。そのリーディングカンパニーに襲い掛かってきたスキャンダルの行方はどうなるのか――。
第三者機関を使った厳格な検査の実施は一大危機を乗り越えるべく迅速な策を講じた格好と言えるが、「8割から9割のUFC所属選手がステロイドを使っている」と予想する有識者(もちろん現段階で何の根拠もないが)もいるだけに、もしかしたらUFCは“パンドラの箱”を開けてしまったのかもしれない。
いや、それでもワールドワイドなメジャースポーツとなりつつあるMMAをさらに発展させていくためには避けて通れない道であろう。
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