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» 2015年03月27日 06時00分 公開

日本人が抱える「英語トラウマ」の取り除き方8言語マスター・新条正恵さんインタビュー(2)(3/3 ページ)

[DODAグローバル]
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 英語トラウマをなくすためには、英語を話すこと=「怖いこと」から、「楽しいこと」へとマインド・リセットすることが大切です。そのためには、とにかく自分から英語を話してみるしかありません。英語を話す機会を作り、そのための環境に身を置くことです。外国人の知り合いがいればぜひ積極的に話しかけてください。外国人が集まる場所に行ってみるのもいいですし、オンライン英会話もおすすめです。

 私が進行を務める「マルチリンガル・クラブ」の読書会には、大学を卒業して以来10数年、英語を一度も話していないという人がよく来ますが、2〜3時間の読書会が終わる頃には9割、2回目の参加では100%の人が自分から英語を話すようになります。

 読書会の第一の目的は「英語トラウマをなくすこと」。文法や単語、時制を間違えていても構わないので、とにかく話してみてくださいというスタンスで進めます。課題の本を読みペアを組んで話し合ったり、全員に向けて発表もしてもらいます。どんな発言も否定せず、全員で拍手をしてほめ合います。発言者が言葉に詰まって困ったら、私がそっと単語や表現を教えて、話を前に進めます。そうするうちに、英語を話すのが楽しいことに変わります。読書会が終わった後も、英語で会話を続けている参加者はたくさんいます。

 相手がたとえネイティブの外国人であっても、このマインド・リセットをぜひ忘れないでください。外国人は非ネイティブの英語に慣れていますから、文法や単語、時制を間違えていても大丈夫。あなたが伝えたいことは、必ず理解してもらえるものです。

今回のポイント

  • ビジネスシーンでは誰も難しい英語を話していない。必要な英語力は「中学レベル+α」でOK
  • 英語トラウマを取り除こう。間違えないことよりも、伝えることが大切というマインド・リセットを行う

プロフィール

新条正恵

1978年生まれ。英国の高校、米国の大学に留学。外資系企業で12年間勤務し、外資系銀行でヴァイスプレジデントを務める。転職5回、海外勤務の経験もあり。

2014年に独立し、現職は約1カ月で受講者がバイリンガルになる短期集中型完全オーダーメイド・プライベートレッスン講師、企業向け語学研修コンサルタント。多言語サロン「マルチリンガル・クラブ」主催。約2時間で参加者の9割が英語を話すようになる外国語読書会「Multilingual Read for Action」開発者。


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