「この曲はどうですか?」――カラオケで次に歌うべき歌をPepperが教えてくれるかもしれない。大手チェーンの「JOYSOUND」が、ソフトバンクの感情認識パーソナルロボット「Pepper」を導入し、店舗での接客に活用することが分かった。「七味カラ助」と名付けられたPepperが店舗エントランスで来客をもてなす。
JOYSOUND直営店を運営するスタンダードの親会社であるエクシングでは、七味カラ助とのコミュニケーションを通じてカラオケを楽しめるアプリを開発。対話を通じて年齢や性別にあわせたオススメ曲を提案したり、カラオケの再生にあわせてダンスを披露するなど、客の待ち時間を盛り上げる。
まずは、4月16日に開店する「JOYSOUND八丁堀店」のオープニングイベント(4月16〜18日)でお披露目。その後、4月25〜26日に幕張メッセで開催される「ニコニコ超会議2015」にも登場予定だ。
Pepperを接客に使う企業は増えつつある。すでにネスレ日本が家電量販店でコーヒーマシンの販促活動に利用しているほか、みずほ銀行が7月からロビーでの接客やマーケティングに向けて試験導入する予定だ。
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