「企業実務」は、経理・総務・人事部門の抱える課題を解決する月刊誌。仕事を進める上で必要な実務情報や具体的な処理の仕方を正確に、分かりやすく、タイムリーにお届けします。1962年の創刊以来、理論より実践を重んじ、“すぐに役立つ専門誌”として事務部門の業務を全面的にバックアップ。定期購読はこちら。
本記事は企業実務のコンテンツから一部抜粋・編集して掲載しています。
取引先の担当者と懇意になって「今度、野球でも見に行きましょう」と話が盛り上がることもあると思います。
ビジネスの延長上での観戦・観劇は、友人と行くのとは違い、誘った相手に気持ちよく過ごしてもらうことが大切です。スポーツの勝敗や芝居の出来不出来は左右できませんが、ちょっとした努力をするだけで、より快適な観戦・観劇につながります。
「スポーツ観戦にしろ、観劇にしろ、事前準備が大事です」と、『これだけは知っておきたい 実践! 営業マナー』などの著書がある、営業コンサルタントの北龍賢さん(株式会社社員教育センター代表取締役)は言います。
「会場への交通、行きだけではなく混雑が予想される帰り道、どういう席が見やすいか、周辺の飲食店、会場内の物販、持ち込めるものなど、快適に観戦するためにはいろいろなことを事前に調べておく必要があります」
例えば、東京ドームはビン、缶、一部のペットボトル類が持ち込めません。楽天Koboスタジアムでは、飲食物の持ち込み自体が全面的に禁止されています。
「売店で何を売っているのか、注意事項などはホームページを確認したり、会場に電話するなど、ちょっとした配慮で分かるのですから、手間をおしんではいけません」(北龍さん)
会場限定の名物弁当やグッズ類も、ぐずぐずしていると売り切れる可能性があります。楽しみにしているのなら事前予約など、どうすれば確実に手に入るかチェックしておきましょう。
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