「胃が痛い……」どの胃腸薬を飲んでいますか?
「飲み過ぎて胃が痛い」。こんな経験をしたことがある人も多いはず。胃の痛みを和らげるために、どの薬を飲んでいるのだろうか? マイボイスコム調べ。
「いたたたた……また胃が痛む」――。商談がうまくいかなかったり、上司から嫌味を言われたり、何かとストレスを抱え込み、胃が痛いというビジネスパーソンも多いだろう。胃薬が手放せないといった人もいるだろうが、どの胃腸薬を飲んでいるのだろうか。
市販されている胃腸薬の利用頻度を聞いたところ、月1回以上飲んでいる人は16.5%、一方で利用していない人は43.4%。最もよく飲んでいるのは「太田胃散(太田胃散)」と「大正漢方胃腸薬(大正製薬)」(いずれも15.5%)で、次いで「新三共胃腸薬(第一三共ヘルスケア)」(11.8%)、「キャベジンコーワ(興和)」(9.5%)、「ガスター10(第一三共ヘルスケア)」(8.3%)であることが、マイボイスコムの調べで分かった。
胃腸薬を利用している人は、どのようなことを重視して薬を選んでいるのだろうか。「効能・効果」を重視している人が断トツで52.0%、以下「価格」(35.4%)、「飲みやすさ」(32.8%)、「成分」(18.1%)、「メーカー・ブランド」(18.0%)と続いた。
インターネットによる調査で、1万4723人(男性46%、女性54%)が回答した。調査期間は10月1日から10月5日まで。
胃腸のためにどんなことをしているのか?
どんな時に胃腸薬を飲みますか? との質問には、やはり「胃もたれ」(48.8%)や「胃痛」(44.2%)が多く、このほか「胸やけ」(33.5%)、「食べ過ぎ」(33.0%)、「飲み過ぎ」(24.0%)という結果に。一方、胃腸薬を飲まないという人にその理由を聞いたところ「胃腸が悪くなることはない」(55.3%)、「できるだけ薬には頼りたくない」(30.3%)といった回答が目立った。このほか「食事に気をつけている」(11.5%)、「処方薬を利用している」(8.9%)、「飲み過ぎなどに気をつけている」(7.8%)といった意見があった。
胃腸のためにどんなことを行っているのか? 自由に回答してもらったところ「ちょっとした胸やけならミントティーを飲んだりする。後は牛乳を飲んだり」(男性34歳)、「今までの経験から胃が痛む時は、暴飲暴食以外はストレスが原因と決まっている。ストレスをためないことが一番」(男性58歳)、「夜寝る3時間前には食事を終える。胃が悪くなった時は、大根やキャベツなど消化を助けるものを食べる」(女性37歳)といった声があった。
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