集英社の漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』で、1970年代後半から1980年代にかけて連載されていた『キン肉マン』。そのキン肉マンを知っているという人(まったく知らない人を除く)は96.8%と、認知度は9割を超えていることが、マイボイスコムの調査で分かった。
キン肉マンを知っているという人に、キン肉マンが好きですかと聞いたところ、「好き(とても好き+まあ好き)」は28.3%、逆に「好きではない(あまり好きではない+まったく好きではない)」は28.5%と、好きと好きではないはほぼ同じ割合とった。
またキン肉マンに登場するキャラクターの中で、知っているもの(キン肉マンを除く)を尋ねると「ラーメンマン」がトップで68.3%、次いで「テリーマン」(59.7%)、「ミートくん」(58.0%)、「ロビンマスク」(53.4%)、「バッファローマン」(44.4%)と続いた。
インターネットによる調査で、1万4858人(男性46%、女性54%)が回答した。調査期間は12月1日から12月5日まで。
キン肉マン生誕29周年の認知度は?
2008年はキン肉マンの生誕29周年ということで、さまざまな商品やイベントなどが行われたが、消費者はどのくらい商品を購入したりイベントに参加したりしたのだろうか。最も多かったのは「キン肉マン祭り(すき家やなか卯のキャンペーン)」で68.7%。このほか「キン肉まん(ローソンで発売した中華マン)」(19.3%)、「Yahoo! JAPAN『生誕(29)周年みんなのキン肉マン特集』」(9.5%)、「キン肉マン29周年記念サイト」(8.2%)、「キンケシ復刻版」(8.0%)という結果に。
キン肉マンにかかわらずアニメのキャラクターと、企業とのコラボレーションによる商品の販売で、購買意欲は高まると思うか? との質問に対し、「高まる(非常に高まる+まあ高まる)」と答えた人は41.5%。逆に「高まらない(あまり高まらない+全く高まらない)」は29.3%だった。
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