不動産経済研究所は2月16日、首都圏の1月マンション販売戸数が前年同月比24.1%減の1760戸だったと発表した。対前月(6696戸)と比べると73.7%の減少となり、これで17カ月連続のマイナスとなった。ただ新規販売物件の契約率は64.2%(1130戸)で、前年同月の52.7%と比べ11.5ポイント上がった。
1戸当たりの価格は4172万円で、同0.9%の下落。地域別に見ると、東京23区が4488万円、東京都下4874万円、神奈川県3866万円、埼玉県3388万円、千葉県3063万円となっている。また不動産経済研究所によると、2009年2月は3700戸前後の販売を見込んでおり、前年同月に比べると240戸増えるという。
同日発表した近畿圏の販売戸数は、前年同月比5.4%減の1412戸、対前月比で29.9%減少した。新規販売物件の契約率は50.1%(708戸)で、前年同月の57.6%に比べ7.5ポイント低下した。また1戸当たりの販売価格は6.3%上がって3335万円と、4カ月ぶりの上昇となった。
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