初対面の商談相手、どこに注目しますか?:身だしなみ特集(2/2 ページ)
2007年11月に行った「社会人の見た目に関する意識調査」。ビジネスパーソンは商談相手の身だしなみのどこに注目しているのか、またビジネスパーソンは自分の身だしなみのどこに気を配っているのか調査した。
自分の身だしなみで気を付けているところは?
「朝出かける前にどこをチェックしますか」という質問に対して、女性は55%の人が優先順位1番が「顔」であると答えたのに対し、男性は45%。では、男性はほかにどこが気になるのかといえば、やはり「髪型」のようです。薄毛などいろいろな問題があるがゆえの結果なのでしょうか。また、顔がむくんですっきりしない日が週1回以上あると答えた男性は55%、女性は72%でした。
最近、眉を整える男性が増えてきていると言われますが、今回のアンケートでは眉を整えたことがある男性はたった24%でした。女性が97%であることと比較すると、まだまだ男性が眉を整える意識は低いようです。
また、肌の手入れについても眉とほぼ同じ結果で、何らかの肌のお手入れをしている男性が27%、女性は91%という結果でした。うち、女性は日常のお手入れ以外にエステに通うという人が10%占めていました。
そして、ここ10年髪型を変えていない男性は80%を占め、女性は40%。
つまり、下記のことが結果として見えてきました。
1.人と対面するときに、最も注目するのは相手の顔
2.朝の身だしなみとして顔と髪型をチェックする
3.その割には男性は顔のお手入れはしていない
男性は大きな変化を好まないとも言えるでしょう。
人の印象の8割を決めてしまう顔と髪型。髪型は顔の印象を大きく変えるツール、いくらでも変えることができる印象変革の武器でもあります。どんなにステキなファッションを着こなしたヤンエグも、どんなに高いスーツを着た大企業の社長でも髪型を見て残念……と思わせる人がどんなに多いことでしょうか。
若かりし頃の髪型にこだわり、頑固に変えようとしないあなた! あなたの顔も環境も時代とともに確実に変化しているのです。経営戦略も環境変化にともない、タイムリーに変化させる必要があるように、髪型などの見た目も環境変化にともない変える必要があると思いませんか?
商談で常に注目される顔。その顔の印象を変える髪型、ひげ、眉、メガネ。これらの重要なアイテムをあなどってはいけません。
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