東京急行電鉄は8月12日、新築分譲マンションの一部住戸に東京ガスの集合住宅向け太陽熱ガス温水システム「SOLAMO」を採用すると発表した。東急電鉄によると、同システムが分譲マンションで採用されるのは今回が初めて。
SOLAMOが設置されるのは、2011年秋竣工予定の「ドレッセ青葉台プレエスタ」(横浜市青葉区;地上6階地下1階建て)の最上階3戸。SOLAMOはバルコニーの手すりに設置する太陽熱集熱部と、太陽熱交換機、潜熱回収型高効率ガス給湯器、貯湯タンクを一体化した貯湯部、リモコンで構成される。3人家族の標準的な給湯使用量の約16%を太陽熱でまかなえ、従来型給湯器に比べて年間ガス使用量およびCO2排出量を約29%削減可能。これにより、給湯、風呂、暖房に使用するガス代を従来に比べて年間約1万8000円削減できるとしている。
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