新年まであと少し。冬本番に入り、凍える日も増えてきたが、この季節に心配なのが風邪。インフルエンザの流行も警戒されているが、現代人は風邪とどのように付き合っているのだろうか。
ウェザーニューズの調査によると、「この1年で何回風邪をひきましたか?」と尋ねたところ、「1回」と「2回」が25%でトップ。以下、「3回」が17%、「0回」が15%、「5回」が6%で続いた。平均は2.34回で、男性(2.01回)よりも女性(2.52回)のほうが風邪をひいた回数が多いようだ。
平均37.94度で学校や会社を休む
何度の熱が出たら学校や仕事を休むか聞くと、「38.0〜38.4度」(32%)と「37.5〜37.9度」(29%)が上位。37度未満で休む人は1%とごく少数だった一方、「熱で休んだことはない」という人も7%いた。平均は37.94度で、男性は平均37.90度、女性は平均38.03度と女性の方が無理をする傾向にあるようだ。
ちなみに「熱で休んだことはない」という割合を都道府県別にみると、「香川県」「熊本県」「島根県」「富山県」では10%を超えていた一方、「佐賀県」ではわずか1%。ウェザーニューズでは「熱が出たら早めにしっかり治すという県民性があらわれたのかもしれない」とコメントしている。
インターネットによる調査で、対象は全国の男女2万175人(男性35%、女性65%)。調査期間は12月12日から18日。
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