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コラム

「LINE」など人気アプリから考える、スマホセキュリティ最新事情「iPhoneやめました」のその後(4/4 ページ)

スマートフォンの魅力はアプリにある、という人は多い。しかしアプリの中には、知らないうちに自分の居場所を公開したり、友達の連絡先を提供するものもある。安全に使うにはどうしたら? クロサカタツヤ氏に話を聞いた。

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自分は絶対安全、とは言い切れない

 クロサカ氏も言うように、ITリテラシーが高い人でも失敗することがあるのが、スマートフォンやコミュニケーションツールの難しさだ。スマートフォンアプリではないが、身の周りでも、ITリテラシーが非常に高い人たちが、Facebookのスパムアプリに引っかかっているケースをよく見かける。筆者自身も「いつか同じことをやらかすのではないか」と、正直不安になることもある。

 現状、筆者の思う一番の自衛策は「怪しいアプリはインストールしない」「公開されて困る情報は発信しない(位置情報や友人のプライバシーなど)」「スマートフォンのアドレス帳はできるだけカラにしておき、アプリやサービスがデータを利用できないようにする(アドレス帳データなど)」の3つだ。

 自分が失敗するだけならまだいいが、友人知人にまで被害を及ぼすことは避けたいもの。スマートフォンアプリは楽しいが、気をつけるべきところは気をつけて利用したい。


筆者の場合、ケータイとスマートフォンを2台持ちして、メールや通話はケータイで行っている。Android端末(右側)にはたくさんアプリが入っているが、アドレス帳には最低限の連絡先しか登録していない
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