年収1000万円以上のビジネスパーソンが朝活でやっていること
就業前の時間を使って勉強や運動、読書などをする「朝活」。およそ6割のビジネスパーソンに朝活経験があるというが、はたして何をしているのか。ビズリーチ調べ。
就業前の時間を使って勉強や運動、読書などをする「朝活」。昔から「早起きは三文の徳」というが、実際にビジネスパーソンは朝活をしているのだろうか。
年収1000万円以上の転職サイト「ビズリーチ」が、同サイトに登録しているビジネスパーソン1994人(平均年収1084万円)を対象に実施した、「朝活」についてのアンケート調査をまとめた。
まず、朝活の経験を聞いたところ、「現在朝活を行っている」と答えたのは39%。ただし、「以前行っていたが現在は行っていない」という回答も24%あり、およそ6割の回答者に朝活の経験があった。
具体的にやっている内容を尋ねると、「メールチェックや仕事の準備をする」(71%)、「新聞やネットでニュースをチェックする」(68%)といった仕事の準備や情報収集が中心のようだ。また、3人に1人は「資格や語学、仕事に役立つ勉強をする」(32%)と答えている。
朝活をするために、通常の起床時間よりどれだけ早起きをする必要があるのだろうか。「現在朝活を行っている」と回答した人に聞くと、最も多いのは「1時間以上前」(47%)で、次いで「30分〜1時間前」(38%)という結果に。
朝活のために2時間以上の早起きをしている人に、そのメリットを聞くと「朝5時台の電車の中で、通勤が楽になり、通勤時間を勉強に使える。自分の夜の余暇時間を持てる」「早朝に出勤することで、他に惑わされず効率的に仕事ができる」といった生産性アップがあるようだ。このほか、「朝の方が、頭脳がすっきりしている」「朝型の方が体の調子が良いから」といった体調面の改善にも効果があるようだ。
インターネットによる調査で、「ビズリーチ」会員のビジネスパーソン1994人から回答を得た。調査実施期間は2012年5月14日〜20日。
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