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コカ・コーラ、企業サイトをWebマガジンにリニューアル
自社サイトをメディアとして顧客との接点にする企業が増えている。日本コカ・コーラも企業サイトをリニューアルし、外部連載陣を含むWebマガジン化を果たした。
日本コカ・コーラは6月25日、同社の企業サイトを「Coca-Cola Journey」として全面的にリニューアルした。ソーシャルメディアとの連携を強化し、顧客との絆を強めるのが狙い。
企業サイトといえば、企業概要やIR情報、ニュースリリースなどが並ぶのが一般的。新サイトではWebマガジン「コカ・コーラ ストーリー」を中心に据え、日本コカ・コーラとコカ・コーラシステムに関する情報をストーリー仕立てで提供する。具体的には、新製品やキャンペーン情報、社員紹介などを10トピックに分類し、1週間に1〜3本のペースで更新する。自社だけでなく外部有識者による連載記事を掲載するほか、同社社長と竹中平蔵氏の対談、サッカーの三浦知良選手へのインタビューなども予定している。
同社では1200万人の会員を抱える顧客向けサイト「Coca-Cola Park」を持っており、同会員向けのメールマガジン(約370万通)、公式Twitter(約8万フォロワー)、公式Facebook(約38万ファン)などを通じて企業サイトへの誘導を図るとしている。
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