調査リポート
熱中症対策、知っていても実践せず:自分だけは大丈夫(3/3 ページ)
発汗などにより体液が失われる脱水症状が進行すると引き起こされる熱中症。高齢者になるほど「自分は大丈夫」と考えている傾向が強いようだ。
高齢者ほど「自分は大丈夫」と思いこむ
自分が熱中症になる可能性について尋ねたところ、「あまりない」「まったくない」と考えている人の割合は、20代以下では36%だったのに対して、70代以上では51%に達した。
委員会では、年代が高くなるにつれて「自分は大丈夫」と考える傾向があることの理由を、熱中症に対する経験の差と、熱中症対策への自負心の強さにあると推測している。
インターネットを使った調査で、全国の16歳以上の男女2100人が対象。実施期間は2013年6月19〜20日。
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