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日本人も要注意、集団レイプ判決から見るインドの闇伊吹太歩の時事日想(4/4 ページ)

最近、インドで発生する集団暴行事件のニュースを日本メディアも取り上げるようになった。事件の背景を追ってみると、根強く残る女性差別が浮き彫りになる。

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色白でソフトなイメージの日本人女性は狙われやすい

インド
(写真と本文は関係ありません)

 筆者は決して「インド人がすべて犯罪者だ」といいたいわけではない。筆者にもインド人の親しい友人が何人もいる。彼らは寛大で、インドを訪れれば家族と暮らす家にも泊めてくれる。日常的にメールでやり取りもしている。インド文化は魅力的だし、何度も訪れているが身の危険を感じるトラブルを経験したことがない。

 ただおかしな輩(やから)が多いのも事実。マハラシュトラ州に暮らす友人の1人は「インドは本当にいろんな人が住んでいる。もちろん悪い奴もそこらじゅうにいる。女性は特に気を付けたほうがいい。悲しいけど今回の事件はいい教訓じゃないか。あと、インド人男は色白な女性が好きだから、色白でソフトなイメージの日本人女性は狙われやすいから油断は禁物だ」という。

 とりあえず、こうした話はインドを訪れる際に、頭の片隅にでも置いておいたほうがいい。今回話題になったレイプ事件の被害者女性は、死亡する前に1度だけ意識が戻ったという。そしてこう言い残した。「犯人たちが焼き殺されるのが見たい」と。

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