調査リポート
2014年のスマホ加入者は前年比23%増の6277万人――IDC Japan予測
IDC Japanは、2013年の国内スマートフォン加入者数を5105万人と予測。2017年には7401万人まで伸びると推定する。
IDC Japanは、2013年の国内スマートフォン加入者数を5105万人と予測した。スマホ利用者は増加傾向で、2014年には前年比23.0%増となる6277万人になるという。
2013年の国内スマホ市場は、従来型携帯電話(フィーチャーフォン)からスマートフォン契約に移行する新規ユーザーが順調に拡大すること、大手3キャリアが積極的にiPhone販売戦略を実施することから、加入者増に向けた大きなプラス効果が期待できる。
この傾向は2014年にも継続。同年のOS別加入者内訳ではAndroid OSが60.7%(前年比1.9ポイント減)、iOSが39.2%(同1.8ポイント増)となる。なお、BlackBerryやWindows Phoneについては今後も厳しい状況が続くとした。
ただし、2014年後半からはスマホ需要の中心が「新規加入者」から「既存ユーザーの買い替え」に大きくシフトしていく可能性が高い。また、法人向けおよび高齢者向け需要ではフィーチャーフォンのニーズが根強く残るため、2015年以降の成長率は鈍化していくという。なお、2017年のスマホ加入者数は7401万人と予想する。
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