ホリエモンらが薦める、新社会人が“読むべき”マンガ:書評付きで紹介
新社会人のビジネスライフに役立つマンガを選んでオススメするという書評連載「新社会人はこれを読め!」がマンガ書評サイト「マンガHONZ」で始まった。堀江貴文氏や編集者の佐渡島庸平氏らが日替わりでマンガを選出していく。
辛いとき、苦しいとき、自分が好きなマンガのセリフを思い出して、またがんばれた――。そんな経験がある人は多いのではないだろうか。カルチュア・コンビニエンス・クラブが行った調査(参考リンク)によると、「マンガを読んで人生にプラスの影響が出た人」は約81.7%という結果が出ている。
そんなマンガが持つ影響力を活用し、新社会人を応援しようと、マンガ書評サイト「マンガHONZ」で書評の連載「新社会人はこれを読め!」がスタートした。新社会人に役立つマンガを“先輩たち”が選ぶという企画で「熱く、楽しく、ビジネスライフを送れるような本を紹介する」(マンガHONZ)という。
マンガHONZのメンバー(レビュアー)が1日1冊ずつ、日替わりで紹介する仕組みで、4月15日まで全11回で展開する。第1回はマンガHONZ代表の堀江貴文氏が文具卸会社に勤め、世の中の不条理にぶつかっていく新入社員を描いた漫画『宮本から君へ』を、第2回は『ドラゴン桜』『宇宙兄弟』といったヒット漫画の編集を手がけてきた佐渡島庸平氏が、新人消防士の成長を描いた漫画『め組の大吾』を紹介している。今後はベンチャー企業の経営者や、フランス文学の研究者といった、多様な経歴を持つ社会人がマンガを選ぶ予定だ。
厚生労働省の調査(参考リンク)によると大学卒の新人が、就職後3年以内に31.0%が離職しているという結果が出ている。ビジネスパーソンが仕事でぶつかる壁や、悩むであろう疑問に対するヒントが見つかるかもしれない。新社会人と言わず、マンガが好きな人ならば、チェックしてみてはいかがだろう。
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