ストレスを引き起こす原因は「言葉のすれ違い」にアリ?:なぜ、あなたの言葉は伝わらないのか?(3/3 ページ)
「分かった?」と確認する上司、「分かりました」と答える部下――よくある光景です。しかし、あいまいな言葉遣いはコミュニケーションストレスを引き起こす原因となります。
「まず考える」が「まずやってみる」に変わる
「アクション言語」体験者の感想。
ことばの学校(ひなみ塾の前身である、コミュニケーションを総合的に学ぶ講座)のツールである「分かる−できる」(アクション言語)を学んで、人生が変わりました。
大げさではないです。
一番大きな変化は、「まず考える」が「まずやってみる」に変わったことです。
行動すると、よい面も悪い面も分かり、次のアクションにつなげることができます。アクションすることで、考えているだけでは得られない貴重な情報と、ちょっとした自信が得られます。そしてこれを続けることで、この情報と自信が少しずつ積み重ねられ、大きな成果、大きな自信につながります。
ことばの学校で学んだ2年間で私は大きく成長しました。
はじめは講座の手伝いをするということさえ、講師の黒川との何通かのメールのやり取りでようやく決断するような「うじうじくん」でしたが、2年後には自分で講座の講師を務めるまでになりました。貴重な情報と、ちょっとした自信を積み重ねられた成果です。
(30代 男性 会社員)
著者プロフィール:
黒川裕一(くろかわ・ゆういち)
ひなみ塾塾長。1972年生まれ。熊本市出身。
東京大学法学部卒業後、22歳で渡米。テネシー州立メンフィス大学大学院にて助手(コミュニケーション学・映画専攻)を務めつつ映画制作に従事し、現地映画祭にて入選。
帰国後、故郷の熊本にて「自ら気づき、仲間と学び、社会で動く」ことのできる人財の育成を目的に活動。基幹事業の1つであるコミュニケーション講座「ことばの学校」にて、頭で分かり体で実行できる言葉「アクション言語」の指導を開始。
2005年、その実践の場の1つとして「映画革命HINAMI」プロジェクトを始動。
2007年、ことばの学校の進化形として、私塾「ひなみ塾」を設立。
関連記事
- 部下が指示を理解してくれないのは、あなたの能力不足かも?
「そんなことも言われなければ分からないのか!」あなたは自分の部下にこんなセリフを言っていませんか? 実はこれ、部下を使いこなせない上司が口にしがちになセリフの第2位。ちなみに1位は……。 - 43.1%の人が「自分の能力を引き出してくれる上司に出会ったことがない」
あなたは自分の能力を引き出してくれる上司に出会ったことがありますか? ビジネスパーソンに聞いたところ、半数近くの人が「出会ったことがない」と回答した。シェイク調べ。 - なぜ管理部門は“指示待ち”になるのか?
無理に何か良からぬことを探し出し、実は大したことではないのに大変なことが起こったようにして、その対応を一生懸命にやろうとする。そんな人は管理部門にいないだろうか? - 社内コミュニケーションに悩んでいます
「上司や部下とうまくコミュニケーションがとれなくて」と悩んでいるビジネスパーソンも多いのではないだろうか。こうした悩みに対し、エフエックス・オンライン・ジャパンのジェームズ・ガウ社長がアドバイスを送った。 - 新入社員の4割は「良心に反しても、上司の指示通り仕事をする」
就職した会社で「定年まで働きたい」という新入社員はどのくらいいるのだろうか。日本生産性本部の調査によると、「今の会社で一生働きたい」と答えた人は5年連続で増え、過去最高となった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.