ここ数年で、交通ICカードや電子マネーとして、非接触IC FeliCaは日本社会に広く根付いたといえる。IC CARD WORLD 2010の展示から、次に注目すべき分野は何か? を考えてみよう。
BlackBerryで知られるRIMが、リテールテック JAPAN 2010のブースで法人向けソリューションを紹介。Notesやバーコードリーダーとの連携など、幅広い用途に対応することをアピールした。
首都圏での電車・バスに乗れる「PASMO」「Suica」「ICOCA」「nimoca」や、電子マネーの「Edy」。携帯電話をかざして利用する「おサイフケータイ」……これらすべてに利用されているのが非接触ICチップ「FeliCa」だ。FeliCaを利用した電子マネーや交通乗車券は、どのように利用されているのか。Business Media 誠のFeliCaチャンネルでは、FeliCaをめぐるトピックについて、エンドユーザー、サービス事業者、携帯キャリアなどさまざまな視点から取材した記事を掲載している。
FeliCaを埋め込んだフィギュア、FeliCaをかざしてイヌを飼う、万歩計や体温計も“かざすだけ”――ソニーブースでは“楽しい”をキーワードにした、FeliCaの新しい使い方が提案されている。
社員証を“鍵”にして認証するオフィスの入退室管理システムは一般的だが、急いでいるときに社員証をかざすのが面倒くさかったりする。カードをかざさずとも入室できれば多忙なビジネスパーソンのストレスを軽減できるかもしれない。そんな“カードかざし不要”のシステムを東芝、パナソニック、日立の3社がそれぞれ展示していた。
2004年に登場したおサイフケータイは、今年5年目に入る。30〜40代男性が中心と言われるおサイフケータイの利用者層を増やすには? フェリカネットワークス社長の芳野氏に2009年の展望を聞いていく。
フェリカポケットマーケティングのブースには、4月から香川で導入される「めぐりん」サービスや「YOKOSO!Japan」端末、またペットボトルの自動回収機などが展示されている。
「災害地を中から確認したいという要望から生まれた」という「Uメット」は、ハンズフリー通話、無線LAN、GPS、カメラ、加速度センサーなどを搭載したヘルメット。SECURITY SHOW 2009で、最近の携帯電話も顔負けな多機能ヘルメットが目を引いた。
自分と同じ体型のアバターを使って試着できる「仮想試着サービス」は、試着室が面倒な時や、ネットショップなどで試着ができない時に便利だ。
デジタルサイネージは、注目を引き付けるための工夫が勝負の鍵。ディスプレイを背負って誰でも“看板娘”になれるという製品や、3D表示に対応した製品が、「リテールテック」に出展されている。
3月3日から6日まで、ビジネス・産業分野の総合展示会「街づくり・流通ルネサンス2009」が東京ビッグサイトで開催される。Business Media 誠とITmediaでは、本イベントのレポート記事を順次掲載していく。
2001年の商用サービス開始以来、日本のICカード市場を牽引してきた「Suica」。乗車券だけでなく、電子マネー展開、携帯対応なども積極的に進めているが、JR東日本が目指すものは何だろうか? 2008年の総括と2009年の展望を聞いていく。
FeliCaやICタグへの関心が高まる中、「IC CARD WORLD 2008」が4日間で16万5000人の来場者を集めて閉幕した。イベントで感じたのは、昨年普及が進んだ結果、FeliCaソリューションのトレンドが変わりつつある、という流れだ。
IC CARD WORLDの取材に行くと、プレスルームの前を通るたびに気になっていたのが謎の赤い物体。「あれは最先端のマネキン」と聞いて取材してきました。
需要が減少傾向にあるカップ飲料自販機市場。富士電機リテイルシステムズが提案するのが、ICタグを埋め込んだ“マイカップ”を利用できる飲料自販機だ。
リアル店舗と携帯サイトをつなぐ販促活動に、FeliCaを使おうと考える人が増えている。ビー・ユー・ジーのブースでは、アンケートや携帯サイト検索に使える、最新のFeliCaリーダー/ライターを見ることができる。
交通乗車券や電子マネー以外にも、FeliCaの特徴を生かした使い方があるはず。ソニーが提案するのは、「おもちゃの中に入れる」「超高速な生体認証」などの利用方法だ。
フェイスのコンテンツ視聴権認証技術「NFRM」が、FeliCaネットワークスのおサイフケータイ向けプラットフォームの「ピットモット」に対応。おサイフケータイで視聴権を取得して動画コンテンツを視聴したり、PCのFeliCaポートにかざして大画面で視聴したりできるようになる。
SuicaやPASMOが普及した結果、首都圏の駅では券売機の前に並ぶ人が少なくなっている。“切符売り場”のちょっと未来の姿とは……。
1年前まで米国で働いていた芳野氏が、東京に帰ってきてまず驚いたのは「ケータイで電車に乗れる」ことだったという。フェリカネットワークス社長に就任してちょうど1年。芳野氏の目から見て、おサイフケータイ事情はどのように変わったのだろうか?
おサイフケータイで、決済にとどまらないサービスを提供できるのではないか――。こんな思いから生まれたのが、アクロディアのVIVID Touchだ。ブースでは“タッチ”で大容量の情報をやりとりできる利点を生かし、シールプリント機やフィットネスクラブのデータ端末との連携をイメージしたデモを展開している。
フェリカネットワークスのブースには、来場者が参加でき、かつ実用的な展示がされている。おサイフケータイユーザーは、自分の携帯電話を忘れずに持っていこう。
テレビ番組の詳細情報を知りたいとき、ネット動画を買いたいときには、おサイフケータイを“ピッ”とかざせばいい――。ソニーがこんな利用シーンを想定した、おサイフケータイとネット家電の連携デモを披露した。
ICカードとICタグの総合展示会「IC CARD WORLD 2008」が東京ビッグサイトで開催される。事前登録したおサイフケータイを持参すると、スタンプラリーやクーポン、セミナーの座席予約まで携帯1つで行える。
3月6日から9日まで、ICカードとICタグの総合展示会「IC CARD WORLD 2007」が開催されている。会場内ではFeliCa関連の展示を集中的に行う「FeliCa World 2007」も開かれ、最新の技術やサービスを体験できる。
セブン&アイホールディングスの電子マネー「nanaco」。この春からスタートするおサイフケータイ版nanaco「nanacoモバイル」用アプリを、ブース内で体験できる。
携帯向けのモバイルFeliCaについて、ソリューションや各種サービスを手がけるフェリカネットワークス。おサイフケータイビジネスの主役である同社から見た2007年、そしてIC CARD WORLD 2007の見どころについて聞いた。
非接触ICの代名詞となったFeliCaだが、日本とアジアの一部で使えるローカル規格であるため、現状、米国や欧州でおサイフケータイは利用できない。しかし日本だけでなく、海外でも使えるおサイフケータイの実現に向けて、開発が進んでいるという。
山野美容専門学校で導入予定のシステムでは、学生が持っているSuicaを使い、出席を確認する。高コストなFeliCaカードを学校側が発行しなくていい点がメリットだという。
おサイフケータイを使って、ATMで現金を下ろしたり、振り込みをしたり――。IC CARD WORLDでは、第2世代のモバイルFeliCa端末だからできるサービスや、対応するリーダー/ライターが展示されている。
おサイフケータイを使ったクーポンや会員証などのシステムを構築したいと考える店舗にとって、導入時のコストの高さやシステム構築の難しさ、導入期間の長さは悩みの種だ。ここでは安価かつ短期間で容易に導入できるおサイフケータイ向けソリューションを3種類紹介する。
「おサイフケータイ」という愛称のせいもあって、電子マネーやクレジット決済が注目されがちなFeliCaサービス。しかし今年のIC CARD WORLDでの注目は決済以外、特に電子クーポン関連のサービスだった。
1人がドアを開け、同僚が「ありがとう」といいながらぞろぞろと入室していく──。そんな入退室管理の運用をしていませんか?
入退室管理用カードへの採用が増えているFeliCaに、電子キャビネットの開け閉めもさせてしまうシステムが増加している。
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