「iPhone 3G S」を待つか、安くなった「iPhone 3G」か:ふぉーんなハナシ
「iPhone 3G S」の発売を前に、量販店では「iPhone 3G」の16Gバイトモデルが“緊急値下げ”されていました。
ここ最近、ソフトバンクモバイルの端末販売を牽引してきたモデルといえば「830P」と「iPhone 3G」。ソフトバンク端末の販売ランキングではトップ3の常連で、キャリア総合ランキングでも上位に顔を出すことが多かったモデルです。しかしiPhone 3Gに関していえば、6月26日に発売される新モデル「iPhone 3G S」の登場により、その人気もバトンタッチすると思われます。
新しいiPhone 3G Sは、新規契約で新スーパーボーナス(24回分割払い)を利用すると、「iPhone for everybodyキャンペーン」によって、16Gバイト版は実質1万1520円(月々480円×24カ月)、32Gバイト版は実質2万3040円(月々960円×24カ月)で購入できます。16Gバイト版の価格は現行モデルの16Gバイト版から据え置きなので、これならiPhone 3G Sを購入するほうがお得……と、思っていたのですが、6月13日にiPhone for everybodyキャンペーンが改訂され、16Gバイト版が実質5760円(月々240円×24カ月)で購入できるようになり、都内量販店では“緊急値下げ”という触れ込みのもとに端末が販売されています。
iPhone 3Gは、6月18日に配信されるiPhone OSの最新版「iPhone OS 3.0」にアップデートすることで、テキストのカットやコピー、ペースト機能をはじめ、さまざまな新機能が追加されます。また、これまで対応していなかったMMS(S!メール)送受信をサポートすることも大きなトピックです。
対するiPhone 3G Sは、OS 3.0の新機能に加え、200万画素から300万画素にアップしたカメラ、動画撮影、音声コントロールやコンパス機能などを新たに搭載。さらにCPUの能力向上により、Webページの表示やアプリケーションなどの動作が高速化しています。
ショップのスタッフによると、値下げしたiPhone 3G 16Gバイトモデルは「在庫限りの販売」になるそうですが、いつごろ在庫がなくなるかは分からないとのこと。iPhone 3G Sの改善点にそれほど魅力を感じない人は、値下げされたiPhone 3Gの16Gバイトモデルを購入するのもいいかもしれません。
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