ホワイトプランにも「ハートフレンド割引」を提供 月々の基本料が無料に:きっかけはTwitter
ソフトバンクモバイルが6月1日から、ホワイトプランに障害者向けの割引サービス「ハートフレンド割引」を提供する。体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳のいずれかの交付を受けているユーザーが対象。
ソフトバンクモバイルは2月9日、障害を持つケータイユーザー向けの割引サービス「ハートフレンド割引」を、ホワイトプランでも提供すると発表した。申し込みの受け付けは6月1日から。
ハートフレンド割引は、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳のいずれかの交付を受けているユーザーに対して基本使用料などを割り引くサービス。これまでNTTドコモやKDDIの料金プランをベースにしたブループランやオレンジプラン向けに提供されていたが、6月から新たにホワイトプランにも適用される。
ホワイトプラン向けのハートフレンド割引に加入すると、ホワイトプランの基本使用料980円が無料になる。さらに「パケットし放題」や「パケット定額フル」に加入すると、下限料金が1029円から0円になり、「TVコール」の国内通信料が半額(30秒あたり18.9円)になる。なお、S!メールやWebを利用するには、「S!ベーシックパック」(月額315円)への加入が必要。
ホワイトプランに障害者向けの割引を適用してほしいというリクエストは、2月2日に孫正義社長のTwitterアカウントあてに発せられ、孫社長が「早速検討しましょう。」と返信していた。このほかにも、Twitter経由で“直訴”されたソフトバンク会社見学ツアーが実際に企画されるなど、Twitterを介して多くの人と交流している様子が孫社長のTwitterアカウントでは見て取れる。意見を吸い上げ、必要なものは即実行する対応の速さは注目に値する。
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