ドコモ、スマートフォン購入者向けにパケット定額の“二重課金”を防ぐ措置を適用:ふぉーんなハナシ
ドコモのiモード端末からスマートフォンへ機種変更する際、その前月にパケット定額プランを「パケ・ホーダイ ダブル」に変えていない場合、二重課金されてしまう恐れがある。そこで同社は、期間限定で救済措置を行う。
4月1日から、NTTドコモのiモード端末とスマートフォンのパケット定額プランは「パケ・ホーダイ ダブル」に統合され、月額390円~5985円でパケット通信が利用可能になる(「タイプシンプル」「タイプシンプル バリュー」専用の「パケ・ホーダイ シンプル」は月額0円から)。
ただし、月額4095円の「パケ・ホーダイ」や、月額5985円の「パケ・ホーダイフル」の契約者が、iモード端末からスマートフォンへ機種変更する場合、パケ・ホーダイ(またはパケ・ホーダイフル)と、パケ・ホーダイ ダブル両方の月額料金が同月に発生してしまう(月の途中で変更手続きをしても、パケ・ホーダイとパケ・ホーダイフルは日割りにはならない)。詳細は3月17日の記事を参照。
特に、4月1日に発売された「Xperia」は、予約だけで5万台を突破するなど相当数のユーザーが購入することから、4月に二重課金されるユーザーが一定数いることが予想される。ドコモは、こうした事態を防ぐための救済措置を実施。例えば4月にXperiaを購入した後にパケ・ホーダイからパケ・ホーダイ ダブルに変更した場合でも、パケ・ホーダイは3月までの契約扱いとなり、4月分の料金(4095円)は発生しない。パケ・ホーダイフルから変更した場合も同様。
ドコモによると、この救済措置はXperiaの発売直前に決定したとのこと。実施期間は2010年11月30日までの予定で、Xperia以外のスマートフォンに機種変更した場合にも適用される。4月にXperiaを購入予定で、まだパケ・ホーダイを契約しているユーザーも、ひとまずは安心といえる。
関連キーワード
パケ・ホーダイ ダブル | パケット定額 | Xperia(SO-01B) | NTTドコモ | スマートフォン | iモード | ふぉーんなハナシ
関連記事
「Xperia」購入前に確認しておきたいこと
Xperiaを購入予定で「パケ・ホーダイ」や「パケ・ホーダイフル」を契約している人は、要注意です。1回線でスマホもiモード端末も使える――ドコモがパケット定額サービス統合
ドコモがiモード向けのパケット定額サービスと、スマートフォン向けパケット定額サービスを統合。これにより、1回線の契約でiモード端末もスマートフォンも使えるようになる。アキバヨドバシで約1000台の予約、iPhone以上の盛況ぶり――「Xperia」発売記念イベント
いよいよ発売されたドコモのスマートフォン「Xperia」。ドコモはヨドバシカメラ マルチメディアAkibaでXperia発売記念イベントを実施。山田社長や成海璃子さんが駆け付けた。過去最高の予約数――ビックカメラで「Xperia」販売開始記念イベント
ビックカメラ有楽町店店頭で4月1日、ソニー・エリクソン製Androidスマートフォン「Xperia」の販売開始記念イベントが開催された。ビックカメラでの予約は、ケータイを含めて過去最高となる台数に達したという。「Xperia」発売――新規一括は3万円台後半、月々1000円台半ばから
ドコモの「Xperia」が発売された。都内量販店では、端末購入サポートや割引サービスを適用した場合、新規の一括価格は3万円台後半と案内されていた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.