写真で解説する「Cyber-shotケータイ S003」:「S001」との違いは?(2/3 ページ)
Cyber-shotケータイとしてはもちろん、スライド端末としては世界初の防水性能に対応した、ソニー・エリクソンの「Cyber-shotケータイ」。前モデルの「S001」から何が変わったのか。外観とカメラ機能を中心に調べた。また、動作レスポンスについての動画も掲載した。
カメラ機能でS001から進化した主なポイントは以下のとおり。
- 12Mサイズの撮影が可能に
- 超高輝度LED「PLASMAフラッシュ」を搭載
- 自分撮り用のミラーを搭載
- 顔キメは最大6人の検出が可能に(S001は最大3人)
- 顔キメの個人検出が可能に
- 動画撮影時にも顔キメが利用可能に
- コンティニュアスオートフォーカスが可能に
- おすすめBestPicで9枚連写が可能に(S001は7枚)
- マジカルショット機能を搭載
ハードウェアで注目したいのが、9メートルまで光が届く「PLASMAフラッシュ」を搭載したこと。新開発のスーパーキャパシタ方式の蓄電池に大容量の電流を蓄電して瞬間的に放出することで、一般的なケータイカメラよりも約48倍明るく撮れる。その明るさは「本家Cyber-shotと同等」(説明員)だという。
顔検出機能の「顔キメ」では最大6人を認識できるほか、登録した人物の顔を検出して名前の表示ができる。人物の顔は6人まで登録でき、指定した人物の写真をフォトビュワーで検索することも可能。動画撮影時に最大4人の顔検出ができる「顔キメビデオ」も新たに採用した。
シャッターを切った瞬間と前後4枚の写真を連写して、笑顔がきれいな写真を勧めてくれる「おすすめBestPic」は、連写枚数がS001の7枚から9枚に増えた。このほか、ユニークなエフェクトをかけて撮影ができる「マジカルショット」も搭載。中心以外のピントをぼかす「ミニチュア」、明るいところにダイヤモンドの効果をつける「キラキラ」、色彩とコントラストを強調する「ポップアート」のほか、「ビューティーアップ」「トイカメラ」を用意した。
撮影時のユーザーインタフェースはS001を継承しており、横画面で表示される。細かいところでは、シーンセレクションの一覧画面に、各設定を説明する写真が表示されるようになった。なお、タッチパネルを使った操作には対応していない。
待受画面からワンタッチで起動してスムーズに写真を閲覧できるフォトビュワーは、写真を保存した日付順に表示する「タイムライン表示」が可能になった。サムネイル画面の「月ジャンプ」から任意の月を選ぶと、横のラインに日付が、縦のラインにその日に撮った写真のサムネイルが現れる。写真の検索機能も強化し、人物、子ども、大人のほか、顔検出機能で登録した特定の個人を探せるようになった。個人の登録は6人まで行える。
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