iidaファーストモデル「G9」の後継――岩崎一郎氏デザインの「G11」:iidaシリーズ
iidaの2011年春モデルとして登場する「G11」は、iidaの第1弾モデル「G9」の後継機種だ。デザインは岩崎一郎氏が手がけており、スペックと操作性が大きく向上している。
iidaブランドのケータイ「G11(ジーイレブン)」は、2009年4月に発売されたiidaのファーストモデル「G9」の思想を継承しながら、操作性と機能の向上を図った後継モデルだ。今回もデザインはプロダクトデザイナーの岩崎一郎氏が担当しており、端末はソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズが製造する。販売は2011年の春を予定している。
G9と同様、飽きの来ない上質なデザインを目指して製品化されたG11は、フルスライド型に近い独特なデザインのスライドケータイに仕上がっている。ディスプレイには傷が付きにくい強化ガラスを配し、側面はステンレスフレーム、背面には滑らかな手触りで、なおかつ汚れにくいASC(Anti-Stain Coating)塗料を採用した。雰囲気はG9のそれを踏襲しているが、閉じた状態のG11はハードキーが1つしかないシンプルな顔立ちだ。
ディスプレイ面には、閉じた状態でも簡単な操作が行える、十字キーと決定キーの代わりになるタッチセンサーと、着信の応答および終話が可能な円形のハードキーを1つ配置。端末を開くと、スラントキーの十字キーや決定キー、ダイヤルキーなどが現れる。ヒンジはスライド幅60ミリとかなり大きく開く仕様だ。
見えない部分の機能向上も著しく、G11では1GHz動作のSnapdragonとKCP 3.0を採用しているのも目を引く。無線LANを利用してEZwebや高速データ通信が利用できるWi-Fi WINにも対応するほか、対応エリアでは下り最大9.2Mbps、上り最大5.5Mbpsの通信に対応したWIN HIGH SPEEDをサポートするなど、最先端のスペックを詰め込んでいる。グローバルパスポートGSM/CDMAに対応し、海外でもそのまま使えるのも強みだ。
機種名 | G11 |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約51×117×15.8ミリ(暫定値) |
重さ | 検討中 |
連続通話時間 | 検討中 |
連続待受時間 | 検討中 |
メインカメラ | 有効約808万画素CMOS(AF、手ブレ補正対応) |
サブカメラ | - |
外部メモリ | microSDHC(別売/最大16Gバイト) |
メインディスプレイ | 約3.2インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)TFT液晶 |
サブディスプレイ | - |
ボディカラー | BLACK+BLACK、ORANGE+BLACK、BLUE+WHITE |
主な機能 | LISMO Music、LISMO Video、LISMO Book、au Smart Sports、グローバルパスポートGSM/CDMA、EZナビウォーク、EZ助手席ナビ、ワンセグ、おサイフケータイ(EZ FeliCa)、EZニュースEX、デコレーションアニメ、Bluetooth、赤外線通信、Wi-Fi WIN、WIN HIGH SPEED ほか |
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