FOMAハイスピード、下り速度が6月13日から最大14Mbpsに:実効速度はどれくらい?
ドコモの高速パケット通信サービス「FOMAハイスピード」の下り通信速度が最大14Mbpsとなった。発売中の機種ではXperia arc SO-01CやAQUOS PHONE SH-12Cなどが対応する。
NTTドコモの高速パケット通信サービス「FOMAハイスピード」の通信速度が、6月13日から全国で下り最大14Mbpsに拡張された。
FOMAハイスピードはこれまで下り最大7.2Mbpsだったが、対応機種では、さらに高速の最大14Mbpsで通信が可能になる。これまで7.2Mbpsで通信できたエリアが14Mbpsに対応する。なお、上りの通信速度は従来どおり最大5.7Mbps(※東京23区ない主要駅周辺など一部地域のみ。その他の地域は上り最大2.0Mbpsまたは384Kbps)。14Mbpsの人口カバー率は100%。
最大14Mbpsの通信ができる機種は「Xperia arc SO-01C」「AQUOS PHONE SH-12C」「Xperia acro SO-02C」「GALAXY S II SC-02C」「MEDIAS WP N-06C」「F-12C」「AQUOS PHONE f SH-13C」の7機種(2011年6月14日時点)。なお、14Mbpsの通信速度は規格上の最大値なので、実際の速度は通信環境やネットワークの混雑状況によって異なる。
実効速度はどれくらい出るのだろうか。6月14日20時20分ごろ編集部(東京都千代田区大手町)にて、速度測定アプリ「SPEEDTEST.NET」を使ってXperia arc SO-01Cで何度か計測したところ、下りは3Mbps前後だった。速度測定サイト「gooスピードテスト」では4.62Mbpsや4.19Mbpsなど4Mbpsを超える結果も得られた。
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