ニュース
ドコモ、キッズ向けスマートフォンを2012年度内に提供
ドコモは、子どもの安心・安全な利用に配慮したスマートフォンを、2012年度内に提供することを発表した。また、アプリや通信などの利用を制限する「あんしんモード」アプリもさらに強化する。
NTTドコモが10月31日、青少年がより安心して、また安全にコンテンツやアプリを利用できるよう配慮したスマートフォンを、2012年度内をめどに提供することを発表した。
このスマートフォンには、子どものWeb、アプリ、アドレス帳などの利用を保護者が制限できる機能を設ける予定。ドコモ広報部によると、「現在キッズケータイを使用しているお子様がスマートフォンに乗り替えても、一定の安心・安全を担保できるような端末を想定している」という。現在ドコモが提供している「キッズケータイ」のスマートフォン版と言えそうだ。
さらに、新規アプリのインストールや起動、通話の発着信、Wi-Fi経由からのインターネットアクセスを制限するアプリ「あんしんモード」について、保護者が子どもの成長に合わせてアプリの利用設定などを一括で管理できる機能も、2012年度内に提供する予定。
advertisement
ドコモはこうした取り組みの背景について「スマートフォン利用の急速な拡大に伴い、安心・安全へのニーズが高まってきており、そのニーズにお応えするサービスの一環」としている。
関連記事
ドコモ、スマートフォンの通話やアプリ利用を制限する「あんしんモード」を発表
ドコモは、青少年保護を目的としたスマートフォンアプリ「あんしんモード」を10月7日から提供開始する。保護者がパスワードを設定することで、通話やアプリの利用制限を端末にかけられる。防水・防塵機能を備えた子ども向け端末――「キッズケータイHW-01D」
NTTドコモが、通話・防犯・GPSに機能を絞った子ども向け携帯電話「キッズケータイHW-01D」を発表した。7~8月に発売する。防水・防塵ボディには傷つきにくい加工を施し、文字入力機能を新たに搭載している。ドコモ、「キッズケータイ HW-01D」を9月5日に発売 ガードマン派遣サービスも提供
ドコモは「キッズケータイ HW-01D」のブルーとピンクを9月5日に発売する。また10月からは、防犯ブザーが鳴った場合にALSOKのガードマンを派遣する専用サービスも提供する。ドコモ、通話・防犯ブザー・GPSに機能を絞った「キッズケータイ HW-02C」を発表
NTTドコモが、小学校低学年の子ども向け携帯電話「キッズケータイ HW-02C」の開発を発表。9月~10月に発売する。HW-02Cはiモードを搭載しておらず、通話、防犯ブザー、GPSに機能を制限している。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.