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KDDI、下り150Mbps対応の基地局が1万局を突破 年内に2万局を予定:CA導入で急速に拡大
下り最大150Mbpsの高速通信が可能なKDDIのLTE対応基地局が、9月11日に1万局を突破した。CAの導入で対応基地局数は急増しており、年内には2万局達成を目指している。
KDDIは9月12日、下り最大150Mbpsの高速通信が可能な同社のLTE対応基地局が、9月10日に1万局を突破したと発表した。
150Mbpsに対応した基地局は2013年10月から一部のエリアで導入。この5月からは次世代高速通信規格LTE-Advancedの技術である「キャリアアグリゲーション」(CA)を採用し、対応基地局を急速に増やした。今後は年内の2万局達成を計画している。
同社のCAには、9月19日に発売するiPhone 6とiPhone 6 Plusのほか、HTC J butterfly HTL23、isai FL LGL24、Xperia ZL2 SOL25、GALAXY S5 SCL23、AQUOS SERIE SHL25、URBANO L03、Xperia Z2 Tablet SOT21が対応している。
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基地局 | LTE(Long Term Evolution) | iPhone 6 | キャリアアグリゲーション | LTE Advanced
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