MMD、シニア層のスマートフォンに関する調査を実施――所有率は27.6%と昨年より増加
MMD研究所は、60歳以上のシニア層を対象とした「2014年シニア層のスマートフォンに関する調査」を実施。スマートフォン所有率は27.6%と昨年より増加傾向にあり、フィーチャーフォンからの乗り換えを検討しているのは23.7%。
MMD研究所は、10月18日に「2014年シニア層のスマートフォンに関する調査」の結果を発表した。調査日は9月19日~9月21日で、調査対象は60歳以上のシニア層2020人。
これによるとスマートフォンの所有者は27.6%となっており、2013年9月の調査より4.4%増加している。またスマートフォンユーザーのうち、新たに端末を購入するならという質問で「スマートフォン」と回答したのは77.9%。フィーチャーフォンユーザーでは、23.7%が次はスマートフォンを購入したいと答えた。
また、次回以降もフィーチャーフォンを購入したいユーザーの主な理由は「通話・メール以外の機能を使わないから」「月額料金が安いから」「操作が簡単だから」など。
リリース本文
以下、リリースの本文です。
2014年シニア層のスマートフォンに関する調査
シニア層(60歳以上)のスマートフォン所有率は27.6%、昨年より4.4%増加
携帯電話端末を所有しているシニア(N=2,020)を対象にスマートフォンの所有について聞いたところ、スマートフォンを所有しているシニアは27.6%だった。2013年9月に行った同様の調査では、スマートフォンの所有率は23.2%で4.4%増加していることがわかった。
スマートフォンを所有しているシニアの77.9%がスマートフォンを購入すると回答。フィーチャーフォンを所有しているシニアの23.7%がスマートフォンを購入すると回答
スマートフォンを所有しているシニア(N=557)を対象に、新しい携帯電話端末を購入するならどの端末を選ぶかという質問をしたところ、「スマートフォン(65.0%)」「シニア向けスマートフォン(7.2%)」「格安スマートフォン(5.7%)」と合わせて77.9%の人がスマートフォンを購入すると回答した。
同様の質問をフィーチャーフォンユーザー(N=1,463)にしたところ、「スマートフォン(9.7%)」「シニア向けスマートフォン(10.3%)」「格安スマートフォン(3.7%)」と合わせて23.7%の人が次は「スマートフォン」を購入すると回答した。
続いて、フィーチャーフォンを購入すると回答したシニア(N=738)を対象に、フィーチャーフォンを選ぶ理由を聞いたところ、最も多かった回答は「通話・メール以外の機能を使わないから」が58.9%、「月額料金が安いから」が55.7%、「操作が簡単だから」が38.3%となっている。
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