カシオの自動作曲アプリ「Chordana Composer」がバージョンアップ、YouTube公開機能などを搭載
カシオ計算機のiOS向け自動作曲アプリ「Chordana Composer」がバージョンアップ。作曲時に設定できるジャンルを拡大し、曲をYouTubeで公開する機能などを搭載した。
カシオ計算機は、7月16日にiOS向け自動作曲アプリ「Chordana Composer(コーダナ コンポーザー)」をVer.2.0へバージョンアップした。価格は600円(税込)。
本アプリは、思いついた1~8小節のメロディーをマイクやボタンで入力し、ジャンルと曲調を選ぶと自動的にオリジナル曲を作曲するというもの。Ver.2.0ではYouTubeへの公開機能を搭載し、曲のジャンルを5種類から9種類へ拡大。鍵盤入力が苦手なユーザーを想定してドレミボタンも用意した。また作った曲を着信音や演奏データへ変換してメール送信する機能も搭載した。
さらに同社製「光ナビゲーションキーボード」との連携を強化。Ver.2.0では創作曲のメロディー(右手パート)に加え和音(左手パート)も光でガイドできるようになった。
Ver.2.0の公開を記念して「Chordana Composer オリジナル曲コンテスト」を開催する。アプリだけを使用して作曲する「Basic部門」、アプリで創作した曲に楽器演奏やボーカルを重ねた「編集部門」の2部門で募集する。
曲のエントリーは、アプリからYouTubeへ公開し、Facebookのコンテスト記事に動画のURLをコメントして行う。入賞作の1~10位はYouTube視聴回数とFacebookの「いいね」数を対象に決定し、さらにカシオ審査員賞として1人を選出する。
締め切りは9月30日。結果は10月9日にコンテストページで発表する。応募は1人最大3曲まで。入賞者には賞品として3000円~1万円分のiTunesコードが贈られる。
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