イヤホンの断線…どうすれば予防できる?:R25スマホ情報局
外出時に使うことが多いスマホには必需品ともいえるイヤホン。使用頻度が高いだけに、断線することもしばしば。そこで、専門家に断線の原因と対策について教えてもらいました。
スマホで音楽を聴いたり、映像を見たり…。外出先でも音声を楽しみたい人にとって、イヤホンは必需品。しかし、持ち歩いているうちに、イヤホンが断線してしまっていた…なんて経験のある人もいるのでは?
そこで今回は、イヤホン・ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」の運営会社・タイムマシンの松田信行さん(PR本部 広報室 室長)に、イヤホンが断線してしまう原因を教えてもらった。
「スマホや音楽プレイヤー本体にケーブルをキツく巻きつけていたり、ケーブルを強く結んでいたり、クリップでタイトに留めていたり…と、ケーブルに圧をかけてしまうと樹脂内の銅線がダメージを受け、断線しやすくなってしまいます」(松田さん、以下同)
さらに、プラグをスマホや音楽プレイヤー本体にさしっぱなしにしておくのも、プラグ付近の銅線に負荷がかかり、傷んでしまうため良くないそう。スマホとイヤホンを接続したまま、ケーブルをスマホにぐるぐる巻きにしている…なんて人は要注意だ。
では、イヤホンを断線しにくくするためには、どうすればいいのだろうか。それには大きく2つのポイントがある、と松田さん。1つ目はL字型プラグのイヤホンを選ぶことだそう。
「プラグとコードの境目はとくに断線しやすい箇所です。L字型のものは縦にかかる圧力に強いため、まっすぐのプラグの製品よりも、つなぎ目部分に負担がかかりにくくなっているのでおすすめです」
2つ目はイヤホンを収納すること。「イヤホン単体でしまえるものであれば、小さな箱や布の袋などでも構いません。ケーブルをくるくるとやさしく丸めて収納すれば、断線の心配が少なくなります。1000円程度で専用のケースも販売されていますよ」。
こうして気をつけて管理をしていたとしても、不運にも断線してしまうことはある。断線の修理には専門機器や細かい作業が必要になるため、素人が行うのは難しい、と松田さん。「e☆イヤホン」内の修理専門コーナー「イヤホンクリニック」の場合、最短30分、技術料4000円~(コネクタ別途料金)で修理をしてくれる。万一の時にはそうしたサービスを利用するのもひとつの手だ。
とはいえ、大事なイヤホンを断線させないに越したことはない。ケーブルに圧をかけないよう、イヤホンを単体でしまって持ち歩く――そんな丁寧な管理を心がけてみてほしい。
(池田園子)
【今回、教えてくれたのは】
e☆イヤホン 東京秋葉原店
新品・中古問わずイヤホン・ヘッドホンを多数取り扱う専門店。買取や修理も行う。
http://www.e-earphone.jp/html/page199.html
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