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ハイスピードIGZO+2260万画素カメラを搭載――「AQUOS SERIE SHV34」【写真追加】

ディスプレイやカメラにこだわったauのAQUOSスマホが登場。本体は2.5Dガラス+メタルフレームの丸みを帯びた形に変更。1秒間に120回の更新をして滑らかな再生ができる「ハイスピードIGZO」と、リコーの「GR certified」を取得した約2260万画素カメラを搭載している。

 KDDIのシャープ製スマートフォン「AQUOS SERIE SHV34」は、ディスプレイやカメラにこだわったハイエンド機だ。2016年6月中旬以降の発売を予定している。価格は一括が8万4240円で、毎月割が月1800円適用され、これの24回分を引いた実質価格は4万1040円となる(価格はいずれも税込)。

 本体のデザインはドコモの「AQUOS ZETA SH-04H」とソフトバンクの「AQUOS Xx3」と共通しており、全体的に丸みを帯びたボディーに、端がラウンドしている2.5Dガラスとメタルフレームを装備した。カラーはホワイト、ネイビー、コーラルピンクの3色。


「AQUOS SERIE SHV34」のホワイト

ネイビー

コーラルピンク

 約5.3型のフルHD(1080×1920ピクセル)液晶には、シャープのスマホではおなじみの「IGZO」を採用。1秒間に最大120コマを描写する「ハイスピードIGZO」により、滑らかなスクロールが可能。さらに、120fps未満の動画も、フレームを補完することで滑らかに再生できるようになった(ストリーミングは非対応)。緑、赤、青の再現性を向上させるバックライトとカラーフィルターの「S-PureLED」が進化し、画像処理を施すことで、より精細な表現が可能になった。

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 プロセッサは、Qualcommのハイエンド製品である「Snapdragon 820(MSM8996)」を搭載。シャープ独自のチューニングにより、発熱や消費電力を抑えながら、従来機種と比べて約2倍のパフォーマンスを実現するという。厚さは7.6ミリに抑えながら、バッテリーは3000mAhと大容量のものを搭載。さらに、動作や機能を一部制限することでバッテリーを長持ちさせる「長エネスイッチ」も新たに用意し、バッテリー残量20%から1日持たせることもできる。

 アウトカメラは有効約2260万画素にアップ。解像感が高い写真や自然な発色の写真を手軽に撮影できるよう、リコー「GRシリーズ」開発メンバーによる画質認証プログラム「GR certified」も取得している。自動でシーン認識して切り替わる「夜景シーン認識」、自動で花火撮影に最適な設定に切り替わる「花火モード」も新たに搭載した。

 1秒間に120枚または240枚の再生が可能な「ハイスピード録画」や、その映像をフレーム補間技術によって最大2400fpsで再生する「スーパースロー映像」も楽しめる。連続撮影した写真を高速再生する「タイムラプス」も、120fps(1秒間に120枚)の滑らかな再生に対応した。

 AQUOS ZETA SH-04HとAQUOS Xx3が採用している指紋センサーは搭載していない代わりに、インカメラで目をスキャンしてロックを解除できる「見るだけ解除」を利用できる。

「AQUOS SERIE SHV34」の主な仕様
機種名 AQUOS SERIE SHV34
メーカー シャープ
OS Android 6.0
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 820 MSM8996/2.2GHz 2コア+1.6GHz 2コア
メインメモリ 3GB
ストレージ 32GB
外部メモリ microSDXC(最大200GB)
ディスプレイ 約5.3型フルHD TFT液晶
解像度 1080×1920ピクセル
連続通話時間 約1590分(VoLTE)
連続待受時間 約500時間(LTE/WiMAX 2+)
バッテリー容量 3000mAh
アウトカメラ 有効約2260万画素CMOS
インカメラ 有効約500万画素CMOS
ボディーカラー ホワイト、ネイビー、コーラルピンク
サイズ 約73(幅)×149(高さ)×7.6(奥行き)ミリ
重量 約153グラム

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