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KDDI、6月中旬から米国&韓国間での高音質通話「VoLTE」を提供開始
KDDIは、6月中旬から高音質通話「VoLTE」を米国と韓国の間で提供開始する。対応端末は2016年6月に順次発売する「au世界サービス」対応機種。
KDDI、沖縄セルラーは、6月中旬に米国と韓国の間で高音質通話「VoLTE」を提供開始する。
対応機種は、auの2016年夏モデルである「Galaxy S7 edge SCV33」「HTC 10 HTV32」「AQUOS SERIE SHV34」「Xperia X Performance SOV33」「AQUOS U SHV35(韓国のみ)」「Qua phone PX(韓国のみ)」の6機種。Galaxy S7 edgeは6月中旬のソフトウェアアップデート後に利用可能となる。
利用料金は従来の国際電話と同じで、米国での発信は120円~210円、着信は165円。韓国での発信は50円~265円、着信は70円(いずれも免税)。音声通話中にWeb閲覧やメールの送受信などを同時に利用できる。また、データ通信を利用したいタイミングから開始し、24時間後に自動終了する「世界データ定額」にも対応する。
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米国では2010年5月にVoLTEサービスを提供している「Verizon Wireless」、韓国では「LG U plus」と提携。各社のVoLTEサービスエリアで利用できる。
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