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ヤマト、MVNO支援を生かしてIoT事業者にセットアップ技術と物流ノウハウを提供
ヤマトシステム開発は、MVNO支援プラットフォームなどで培ったセットアップ技術と物流ノウハウをIoT関連機器事業者へ提供。5月からシャープのモバイル型ロボット電話「RoBoHoN」のセットアップ支援をスタートした。
ヤマトホールディングスのヤマトシステム開発は、7月29日にMVNO支援プラットフォームなどで培ったセットアップ技術と物流ノウハウをIoT関連機器事業者へ提供すると発表した。
同社は家庭用ロボットの開発メーカーやIoTに関わるあらゆるデバイスメーカーへ、モバイルロボットのセットアップ、製品の入出庫・在庫管理といった物流業務、Webによる本人確認と照合作業、故障・修理回収までワンストップで提供。セットアップではSIMの挿入とロボット本体とのひも付け処理、通電・通信確認、専用アプリのインストールなど幅広い作業に対応し、メーカーの研修を受けた専任スタッフが工場品質でのサービスを提供する。費用は個別見積もり。
メーカーは一括でアウトソーシングが可能となり、登録・設定作業や物流のための施設を自社で用意する必要がなくなる。ユーザーも申し込みから受け取りまでの期間短縮や初期不良などが発生した際、手間を最小限に留められるなどのメリットが受けられる。
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5月にはシャープのモバイル型ロボット電話「RoBoHoN(ロボホン)」のキッティング支援をスタート。今後は2020年までに売上10億円、導入社数100社を目指していく。
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