OPPOの新フラグシップ「Find X」は切り欠きなし、スライド式カメラで画面占有率93.8%
OPPOが新フラグシップ「Find X」を発表。切り欠きなしで、スライド式カメラと顔認証によるロック解除機能を採用することで画面占有率93.8%を実現した。この端末で欧州市場に進出し、ランボルギーニモデルを1699ユーロ(約21万7000円)で発売する。
中国OPPOは6月20日(現地時間)、中国北京で開催したイベントで、新フラグシップAndroidスマートフォン「Find X」を発表した。中国では29日に発売予定。価格は発表されていない。日本で発売されるかどうかも不明だが、この端末で欧州市場に進出する。
先日中国Vivoが発表した「NEX」と同様に切り欠きなしのほぼベゼルレスで、NEXより高い画面占有率93.8%を実現した。カメラはスライド式で上部に出てくる仕組みだ。
指紋認証センサーはなく、3Dマップによる顔認識技術採用のロック解除を使う。
この他の主なスペックは、ディスプレイは6.42型(1080×2340ピクセル、19.5:9)の有機EL、プロセッサは米QualcommのSnapdragon 845、メモリは8GB、ストレージは256GBでMicroSDスロットはない。カメラはリアは1600万画素と2000万画素のデュアルで、フロントは2500万画素。バッテリーは3830mAh。サイズは156.7×74.2×9.6mm、重さは186g。筐体はガラスで、縁はアルミ。色は赤と青の2色だ。
同社は19日にフランスのルーブル美術館でもイベントを開催し、Find Xを披露した。欧州では伊スポーツカーメーカーのLamborghiniと提携し、LamborghiniモデルのFind Xを発売する。こちらの価格は1699ユーロ(約21万7000円)。
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