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スマホの内蔵ストレージ、「64GB」で足りる? 足りない?Mobile Weekly Top10

最近は少なくとも64GBを備えることが一般的なスマートフォンの内蔵ストレージ。しかし「64GB」で本当に足りるものなのでしょうか……?

 ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2022年4月21日から2022年4月27日までの7日間について集計し、まとめました。


スマホのストレージ、どのくらいの容量があれば十分だと思いますか?

 今回の集計期間におけるアクセス数の1位は、iPhoneのカメラを使った撮影法を紹介する記事でした。この撮影法自体は、iPhone以外のスマートフォンのカメラでも応用できます。手持ちのスマホでセルフタイマー撮影する方法を確認の上、ぜひ試してみてください。

 2位は、NTTドコモのオンライン専用料金プラン「ahamo」のオプションサービス「ahamo大盛り(大盛りオプション)」の導入背景を担当者に尋ねたインタビュー記事でした。数週間前のランキングでも注目を集めたahamo大盛りですが、「月間20GBでは足りないけれど……」という人が意外と多いのかもしれません。そういう意味では、絶妙なオプションサービスなのかな、と思います。3位は、「iPhone SE(第3世代)」が販売面で優遇される理由を考察した記事でした。世界と見比べると、日本はiPhoneシリーズのシェアが高い“特殊な”市場です。そのことも、iPhone優遇につながっているのかと思いますが、どちらかというとAndroid派の人もひいきにしてくれよと思わなくもない今日この頃です。

 そして4位は、スマホの内蔵ストレージの“容量”に関する記事でした。

 最近はエントリーモデルでも少なくとも64GBのストレージを備えるモデルが主流になってきました。しかし、スマホのアプリ自体が巨大化する傾向にあり、その上保存するコンテンツも大容量化し、カメラや動画の解像度も上がって保存容量が大きくなってきているので、64GBでも「厳しい」状況になることが少なくありません。

 Androidスマホであれば、後からmicroSDを使って増やせる……と思いきや、ハイエンドモデルを中心にmicroSDへの対応をあえて見送る傾向も見受けられるようになりました。私が使っている「Google Pixel 6」や「Galaxy Z Flip3 SC-54B」は、どちらもUSB Type-C端子にUSBマスストレージ(USBメモリ)を接続すること自体は可能なのですが、microSDの搭載には対応していません。

 いずれも内蔵ストレージは128GBなので何とかなる……と考えていたのですが、電子書籍によって容量が圧迫されつつあります(ここ数年で買った紙の書籍は両手で数える程度です)。「だったら読まないやつは消して、読むやつだけをダウンロードすればいい」と考えがちですが、できればそういう手間は省きたいのです。

 Androidスマホのメリットとして「microSDを搭載できること」が挙げられることがありますが、少なくとも最近のモデルではそうとも言いきれないことは心に止めておきたいです。

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