2025年を代表するスマートフォンは? 「スマホ・オブ・ザ・イヤー2025」結果発表(4/4 ページ)
ITmedia Mobileでは、2025年を代表するスマートフォンを決定する「スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2025」を開催しました。ノミネート数は「ハイエンド部門」と「ミッドレンジ部門」のそれぞれの部門で5機種ずつ。審査員が、各部門での持ち点25点を割り振って投票します。
ITmedia Mobile編集部:ワクワクした「Galaxy Z Fold7」と安心する「AQUOS sense10」
ハイエンド部門
・Galaxy Z Fold7:10点
- arrows Alpha:7点
- iPhone 17:3点
- Xiaomi 15 Ultra:2点
- iPhone Air:3点
ミッドレンジ部門
・AQUOS sense10:10点
- Pixel 9a:4点
- Nothing Phone (3a):6点
- Xperia 10 VII:3点
- CMF Phone 2 Pro:2点
ハイエンドは、触ったときのワクワク感と回りの人に見せたくなるような感覚が伴うという意味で、Galaxy Z Fold7が10点にふさわしいと考えました。
7点を入れたarrows Alphaについては“新時代のハイエンド”と呼んでいいのではないかと思います。カメラで劣っている部分はありますが、このご時世に8万円台で買えるハイエンドというのは、それ自体革新的だと思いました。FCNTとしてのマーケティングや訴求方法もうまかったですし、実際に成果として出ていることも評価しています。
他は特に大きなコメントはありません。iPhone Airについては、触ったときの驚きもありましたし、記事も読まれたのですが、反応をみるに日本では薄型化よりも小型化が求められているんだろうな、という印象でしたね。
ミッドレンジに関しては、AQUOS sense10の対抗馬となるであろう「iPhone 16e」と票を分けることになるかなと予想していました。しかし、まさかのiPhone 16eを誰も挙げないという事態になりました。
その他、Nothing Phone (3a)は楽天モバイルと組んだことで飛躍の年になったと思うので、高めに配点しています。Pixel 9aも、カメラの出っ張りがなくなって、販路も広がって、売れ行きもよかった。Pixelシリーズのシェア拡大には貢献したのではないでしょうか。
Xperiaは、今年は「Xperia 5」シリーズがなかったことで、Xperia 10 VIIがその受け皿として機能した部分もあると思います。デザインも変えてきましたし、「即撮りボタン」も分かりやすいネーミングで、撮影体験やスクリーンショットを含めた実用性に貢献していたと思います。中島健斗氏を起用したCMで、これまでに取れなかった層へアプローチする姿勢も興味深かったです。
選考結果を発表 2025年を代表するスマートフォンは?
以上で各審査員の点数が出そろいました。点数の高い順に集計した結果は以下の通りです。
ハイエンド部門
・1位:Galaxy Z Fold7:80点
- 2位:arrows Alpha:51点
- 3位:Xiaomi 15 Ultra:44点
- 4位:iPhone 17:32点
- 5位:iPhone Air:18点
ミッドレンジ部門
・1位:AQUOS sense10:72点
- 2位:Nothing Phone (3a):53点
- 3位:Xperia 10 VII:35点
- 4位:CMF Phone 2 Pro:33点
- 5位:Pixel 9a:32点
ハイエンド部門では、衝撃的な薄さを実現して革新性の高さが評価されたGalaxy Z Fold7が圧勝でした。2位には、機能と価格のバランスが評価されたarrows Alphaがランクイン。2024年のトップだったXiaomi 14 Ultraの後継機であるXiaomi 15 Ultraは3位に落ち着きました。iPhoneシリーズはiPhone 17とiPhone Airで票が割れたこともあり、順位は伸びませんでした。
ミッドレンジ部門では、2025年もsenseシリーズとしてAQUOS sense10がトップに立ちました。2位も2024年に「Nothing Phone (2a)」がランクインしたのと同じ流れでNothing Phone (3a)がランクインし、シリーズとしての評価が定着してきたことが伺えました。デザインを刷新したXperia 10 VIIと、Nothingの廉価モデルであるCMF Phone 2 Pro、定番のPixel 9aがそれぞれ肉薄する形で3~5位に並びました。
参考:スマートフォン・オブ・ザ・イヤー歴代受賞機種
- 2024年……ハイエンド部門:Xiaomi 14 Ultra(Xiaomi)/ミッドレンジ部門:AQUOS sense9(シャープ)
- 2023年……ハイエンド部門:Pixel 8 Pro(Google)/ミッドレンジ部門:AQUOS sense8(シャープ)
- 2022年……ハイエンド部門:Pixel 7 Pro(Google)/ミッドレンジ部門:AQUOS sense7(シャープ)
- 2021年……ハイエンド部門:Pixel 6 Pro(Google)/ミッドレンジ部門:Mi 11 Lite 5G(Xiaomi)
- 2020年……ハイエンド部門:iPhone 12 mini(Apple)/ミッドレンジ部門:AQUOS sense4(シャープ)、iPhone SE(第2世代)(Apple)
- 2019年……OPPO Reno A(OPPO)
- 2018年……HUAWEI P20 Pro(Huawei)
- 2017年……iPhone X(Apple)
- 2016年……HUAWEI P9(Huawei)
- 2015年……Galaxy S6 edge(サムスン電子)
- 2014年……iPhone 6(Apple)
- 2013年……iPhone 5s(Apple)
- 2012年……HTC J butterfly(HTC)
- 2011年……Xperia acro(ソニーモバイルコミュニケーションズ)
関連記事
達人が選ぶ「2025年を代表するスマホ」 ハイエンド/ミッドレンジで厳選した5機種を語り尽くす
ITmedia Mobileでは、2025年を代表するスマートフォンを決定する「スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2025」を開催しました。ハイエンドとミッドレンジを合わせて、審査員が5機種を選定。その理由を聞きました。今回は価格ではなく、メーカーのポートフォリオに基づいてハイエンドとミッドレンジを分けています。「Galaxy Z Fold7」が先代より26%も薄くなったワケ Sペン非対応も、これぞ「Ultra体験」の実機を速攻チェック
サムスン電子が、フォルダブルスマートフォンの新製品「Galaxy Z Fold7」をグローバルで発表した。7世代目となるGalaxy Z Fold7では、一気に厚さと重量をそぎ落とした。ディスプレイが大きくなり、カメラはGalaxy S25 Ultraと同等の2億画素に進化した。8万円台のハイエンド「arrows Alpha」レビュー 快適なパフォーマンスと実用性の高い機能が魅力
8万円台のハイエンドスマートフォン「arrows Alpha」をレビュー。arrowsでおなじみの高耐久性を継承しており、独自の落下試験もクリアしている。カメラは望遠レンズを搭載していないものの、自然な発色が好印象だ。「iPhone Air」本音レビュー:使って分かった「バッテリーの持ち」と「ケース選び」の悩ましさ
2025年9月、筆者がベストなiPhoneだと感じたのは「iPhone Air」だった。わずか5.64mm(四捨五入で約5.6mm)の本体厚は、5.3mmのiPad Pro(M4)よりわずか0.3mm厚い程度である。iPhone Airを選んだ理由や、バッテリー持ちにケース選びの難しさも実感した話題をお届けする。「Xperia 10 VII」レビュー:「即撮りボタン」搭載のカメラや新デザインで“積極的に選べる”完成度に 不満点は?
約168gの軽量ボディに物理シャッターボタンを初搭載したXperia 10 VII。親指がちょうど届く絶妙な配置で、縦持ちのままワンタッチスクリーンショットが可能になり、1秒以内のカメラ起動で決定的瞬間を逃さない。ミドルレンジながらも妥協のない完成度で日常の撮影体験が劇的に向上する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.