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HYBRID W-ZERO3用のW-SIM型GSMモジュール「CM-G100」販売開始
以前から販売が予告されていた「HYBRID W-ZERO3」専用のGSMモジュールがテクニッコジャパンから発売された。ウィルコムストアから購入できる。
テクニッコジャパンが4月22日、「HYBRID W-ZERO3」のW-SIMスロットに装着して利用できるW-SIM型のGSM通信モジュール「CM-G100」の販売を開始した。ウィルコムストアで購入でき、価格は9800円。利用の際にはCM-G100に加えてGSMに対応したSIMカードを自分で用意する必要がある。
CM-G100は、W-SIMスロットにひもづけられたSIMカードスロットを備えるWindows Mobile 6.5搭載のスマートフォン「HYBRID W-ZERO3」専用のGSM通信モジュール。海外で利用可能なGSM用のSIMカードと組み合わせてHYBRID W-ZERO3に装着すると、世界200カ国以上で提供されているGSMエリアでの通話と通信が利用できる(すべてのエリアでの通信/通話を保証しているわけではない)。渡航先でSIMカードを入手すれば、高価な国際ローミング料金ではなく、安価な現地の料金で電話やデータ通信が行える。
対応周波数はGSMの900MHz、1800MHz、1900MHz。GPRSはClass12をサポートする。
なおGPRSでのデータ通信を行うためには、現地の通信事業者が提供するアクセスポイント(APN)の設定情報を入手する必要がある。また着信する際には、SIMにひも付いた新しい電話番号を利用するため、PHSの電話番号では着信ができなくなる点には注意が必要だ。
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