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ソフトバンクモバイルがパケット通信料を誤課金――総額3500万円以上
ソフトバンクケータイのパケット通信料を誤課金が発生していたことが判明した。該当するのは16万4288件で、2〜3月の請求分で返金する。
ソフトバンクモバイルは2月4日、パケット通信の誤課金をしていたことを告知した。誤課金の期間は2010年10月1日13時38分から11月26日14時40分までで、特定のサーバを介してパケット通信をした際の通信料を誤課金していた。原因は、携帯端末からの上りの通信時に、実際に利用したパケット量ではない固定値で入力されていたため(固定値はユーザーによって異なる)。11月26日にプログラム修正をしており、現在は復旧している。
同社は誤課金をしたユーザーに対して、2〜3月の請求分で返金する。影響規模は16万4288件(契約)で、誤課金の総額は3512万321円。1件あたりの平均は約214円。該当者にはメールや請求書などで通知を行う。
※初出時に「1回線あたりの平均は約214円」と記載していましたが、「正しくは1件あたりの平均約214円(※1件に複数の回線が含まれる場合がある)」(ソフトバンクモバイル)だったため、訂正いたしました。(2/4 18:39)
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