スタンダードなスマホとしては十二分に使える――「INFOBAR A01」:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(1/3 ページ)
各社の夏モデルの中でも注目を集めているiidaスマートフォン「INFOBAR A01」。デザインと機能のバランスの取れた同モデルだが、カメラはどうか。INFOBAR A01ならではの機能はあるのか。作例や使い勝手をチェックしていこう。
2011年春〜夏に大量に登場したスマートフォン群で、一番注目を浴びたのは、「INFOBAR A01」だと思うのである。スマートフォンはデザインに凝る余地が少ないと思われてたから、コンパクトで、なおかつ遠くから見ても「あ、INFOBARだ」と分かるボディを作り上げてきたのは素晴らしい。
好みはあるだろうが、これは世界進出してほしいくらいのデキだ。で、せっかくなのでここでも取り上げるのである。INFOBAR A01のカメラ機能を。
INFOBAR A01が搭載するのは800万画素のCMOSセンサー。作っているのはシャープ。auのラインアップでいうとINFOBAR A01の3〜4カ月ほど前に店頭に並び始めた「IS05」と同じカメラと思ってよく、撮り比べたところ、基本性能は同等とみて差し支えない写りだった。シャープ的にはスタンダードモデルレベルのカメラである。
シャープならではのTapFlow UIを採用
INFOBAR A01のウリは縦スクロールホーム画面であるが、デフォルトではカメラのショートカットがトップページにある。サイドにカメラキーが用意されてないのでカメラの起動はここから。
ホーム画面は実にINFOBAR A01らしい整然と並んだパネルだが、カメラ機能を立ち上げると、シャープならではのTapFlow UIが現れる。カメラ画面のデザインもIS05やAQUOS PHONEなど他のシャープ製端末と同じで、下部中央にシャッターキー、左下にメニュー、右下の直前に撮った写真のサムネイルという構成。INFOBAR A01っぽいUI(ユーザーインタフェース)ならもっとよかったのにと思わないでもないが、まあしょうがないところか。
撮影モードはAQUOS PHONE(シャープの2011年夏モデル)と同じで、カメラ、おまかせオートカメラ、連写カメラ、ビデオカメラ、魚眼カメラ、ミニチュアライズカメラ、自分撮りカメラ。
自分撮りカメラは、顔検出を利用し、枠内に顔が入ると自動的に撮影してくれる機能。だから、カメラを自分に向け、角度をあれこれ動かしてちょうどいい位置にくると自動的に撮ってくれる。
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