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イー・アクセス、LTE商用ネットワークの試験運用を開始 2012年3月のサービス開始目指す
イー・アクセスが、2012年3月からのLTEサービス提供を目指し、11月1日から、LTE商用ネットワークの試験運用を開始した。各種検証や評価を行い、商用サービス開始を目指す。
イー・アクセスは11月1日、同社のネットワークに次世代の通信技術LTE(Long Term Evolution)を導入すべく、1.7GHz帯の周波数帯域を利用したLTE商用ネットワークの試験運用を開始した。2012年3月のサービス開始を目指している。
11月1日から開始した試験運用では、下り最大75Mbps、上り最大25Mbpsの通信速度でネットワークでスループットや通信品質の評価・検証を行っている。実施地域は東京都内、茨城県内、神奈川県内。実施するテストはLTE商用環境下にでのネットワーク品質確認やMIMO性能確認、ハンドーオーバーの確認、通信品質の確認など。
すでにイー・アクセスでは、既存のHSPA+基地局のLTE化を進めており、一部の装置をLTE対応機器に高度化している。LTE対応基地局は個別に設置することなく、既存の基地局のアップグレードによりLTEエリアを展開する計画。
国内では、NTTドコモがすでにLTEサービス「Xi」を2010年12月に開始しているが、KDDIは2012年末に展開予定。ソフトバンクモバイルも2012年中のサービス開始に向けて準備を進めている。イー・モバイルが予定通り2012年3月にサービスを開始すれば、国内では2社目の商用サービスとなる可能性が高い。
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