写真で解説する「Ascend HW-01E」:“5秒で起動”の秘密とは(2/2 ページ)
ドコモ秋モデルとして投入されるHuawei製の「Ascend HW-01E」は、海外向け「Ascend D1」をベースにしたハイエンドモデル。機能やサービスで日本向けカスタマイズもきっちり施されており、5秒という高速起動も実現している。
Ascend HW-01Eの最も特徴的な機能が、“世界最速”とうたわれている5秒での起動だろう。従来からHuaweiのスマートフォンは高速起動に定評があったが、Ascend HW-01Eではさらに磨きがかけられた。実際に電源を切って入れ直したところ、約5秒で起動したことが確認できた。起動直後に「docomo with series」のロゴが表示され、すぐさまホーム画面に切り替わった。
この5秒の起動は「高速ブート」機能を有効にしたもので、「より高度なスタンバイ状態を維持している」(説明員)。電源を切った状態でも端末のメモリが保持されており、高速起動を実現しているという。したがって高速ブートを有効にした状態で電源を切っても、完全にオフになっているわけではなく、微弱ながら起動し、電力も消費している。電波を発して通信をしているわけではないので、携帯電話の電源オフが義務づけられている場所でも問題はない。
高速ブートで電源を切った状態の連続持続時間は公表されていない。消費電力は微々たるものだとは思うが、不安なら、高速ブートをオフにしておいた方がいいだろう(初期状態は高速ブートはオンになっている)。なお、電源キーを長押ししたときに現れるメニューから「再起動」を選べば、通常どおりメモリはクリアされる。再起動の時間は「30秒ほど」(説明員)だそうだが、「もう少し高速化できるようブラッシュアップしている」という。バッテリーパックを抜いても電源が完全にオフになり、メモリもクリアされる。
カメラ機能にも独自にカスタマイズを施し、グローバルモデルよりも強化している。裏面照射型CMOSセンサーを採用し、1310万という高画素を実現。HDR撮影や多彩なエフェクトも利用できる。複数人を撮影する際に役立つのがグループ撮影。5枚を連写して,各被写体のベストショットを合成してくれるので、1人だけ目をつぶってしまうようなシーンでも安心だ。
日本語入力システムは、Huawei端末ではおなじみの「FSKAREN」を採用。数字とアルファベットの同時入力や、手書き入力もサポートする。
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