第3回 3Gの通話ってどうするの? PHSと3Gで着信転送ってできる?――「DIGNO DUAL WX04K」:「DIGNO DUAL」の“ここ”が知りたい(2/2 ページ)
ウィルコム初のAndroidスマートフォン「DIGNO DUAL WX04K」についてQ&A方式で解説していく本コーナー。第3回では通話機能に関する様々な疑問点を紹介していく。
質問:音声通話用のオプションは何が使える?
DIGNO DUALでは、ウィルコムの音声通話定額オプション「だれとでも定額」を利用することができる。現在ウィルコムではDIGNO DUALの料金プランである「ウィルコムプランD」に加入すると、月額無料でこのだれとでも定額を利用できるキャンペーンを実施しており、キャンペーン期間中にDIGNO DUALを購入すれば永続的にだれとでも定額を0円で利用できる。
だれとでも定額は、他社の携帯電話や家・会社などの一般加入電話へ、1回あたり10分以内の国内通話が無料になるというサービス。回数は1カ月に500回が上限とされているが、これだけ使えればかなり便利だろう。通常ならば月額980円かかるこのサービスを無料で使えるというのは非常に大きなメリットだ。
今のところキャンペーン期間の締切日などは設定されていないが、通話がメインの人以外でも、必ずこのオプションサービスは選択しておきたい。DIGNO DUALにとって通話無料は「あって当たり前のサービス」なのである。
質問:PHSと3G、それぞれの音質は?
PHSと言えば音声通話品質の高さが売りの1つであるが、DIGNO DUALでもそのメリットは活かされている。PHSと一般加入電話、もしくはPHSとPHS同士での通話などを行うと、非常にクリアで鮮明な音声通話が可能だ。
一方、3Gによる通話では一般的な3G携帯電話同様、若干くぐもった雑音の多い音質となる。PHSによる通話でも、相手が3Gであった場合などは同様に音質が落ちてしまう。
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