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ドコモ、しゃべってコンシェルを強化――spモードメールのクラウド化も

NTTドコモが、アドレス帳とspモードメールのデータをクラウド上に保存する新サービスを、冬端末向けに開始。しゃべってコンシェルの機能強化やキャラクター追加も実施する。

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 NTTドコモは、2012年11月以降に「しゃべってコンシェル」の機能拡充と、「電話帳」および「spモードメール」のクラウド化を順次実施し、「ドコモクラウド」のサービス拡充を行う。

 しゃべってコンシェルは、11月に検索対象の拡大と、しゃべってキャラ機能の追加を予定している。機能拡充では音声で検索できるジャンルが14個追加され、呼び出し対象機能や設定メニューを合計104個に拡大するほか、性別や年齢等に合わせた回答が可能になる。利用料金は無料だ。

 しゃべってキャラは、コンテンツプロバイダーから提供されるキャラクターが増え、機能利用時に表示するキャラクターを変更できるようになる。キャラクターとの雑談も楽しめるようになる予定だ。さらに2013年2月にはiコンシェルと連携することで、普段利用する路線なども含めてよりパーソナライズされた回答が可能になる。コンテンツプロバイダ-提供のキャラクターについては利用料金が発生するものもある。

 アドレス帳は、端末にローカル保存するのではなく、ドコモアカウントのアドレス帳データをクラウド上に保存することで、機種変更時や端末故障時のデータ移行をスムーズにする。サービス名は「ドコモ電話帳」とし、登録されている友人にプロフィール変更を一斉告知する「電話帳変更お知らせ」機能や、つぶやきや日記といった近況を通知する「フレンドNEWS」機能を追加する。利用料金は無料。開始時期は2012年11月の予定。

 spモードメールは、メールデータをクラウド上で管理することにより、複数端末からの閲覧もしやすくする。サービス名を「ドコモメール」と変更し、UIやデザインも刷新する予定だ。利用料金は無料で、対象はAndroid 4.0を搭載したモデルとなっている。開始時期は2013年1月の予定。

 しゃべってコンシェルとアドレス帳の新サービスは、いずれも対象機種が2012年冬モデルのNTTドコモスマートフォンとタブレットに限られており、既存の全端末に対して提供するサービスではない。

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